2012年 3月 26日
田中美術館の模造刀盗難で自称大学教授逮捕
井原市の田中美術館で展示されていた模造の刀が盗まれた事件で警察は広島県福山市の自称大学教授の男を窃盗の疑いで逮捕しました。逮捕されたのは広島県福山市に住む福山大学の教授、溝上恭平容疑者(65)です。警察によりますと溝上容疑者は先月19日午後4時過ぎ、井原市の田中美術館で展示されていた騎馬像から長さ約1メートルの金属でできた模造の刀を盗んだ疑いです。警察が防犯カメラに写った溝上容疑者の画像を公開して捜査していたところ25日午後2時前に、溝上容疑者が井原警察署に出頭してきたたということです。警察の調べに対し溝上容疑者は「作品に感動しその一部の模造刀に触れ手元に置いておきたかった」と供述し容疑を認めているということです。盗まれた刀は今月18日に美術館の入口に置かれていてこれに関しても溝上容疑者が置いた旨の供述をしているということです。

殺人未遂容疑で男で逮捕
25日午後、津山市で男性2人が包丁で切りつけられる事件があり、警察は55歳の無職の男を殺人未遂などの疑いで現行犯逮捕しました。現行犯逮捕されたのは津山市川崎の無職、岡田稔容疑者(55)です。警察によりますと岡田容疑者は25日午後3時15分頃、津山市押入の政治団体事務所の駐車場で、市内に住む42歳と36歳のともにトラック運転手の男性2人を持っていた刃渡り約16センチの文化包丁で切り付け、殺そうとした疑いです。男性2人は手や背中に切り傷を負いましたが、命に別条はないということです。岡田容疑者は通報を受けて駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。警察の調べに対し岡田容疑者は話がかみ合わない状況で、警察では引き続き、認否や犯行の動機を調べることにしています。