少しというか、かなり出版が遅れています。出版社があこぎな会社に振り回され、危険な状態です。
 応援しているのですが、資金面で苦しく、変な著者にひっかかってしまったりと、たいへんです。素人処女作が売れて印税でホテルでパーティーなんて(本気で?)書いている要注意人物もいます。

 非常に厳しい状態がつづいているのは確かなので、既刊を1冊でも人柱としてでも購入いただきたいです。ビーストもの、もっとつづけたいのですが大人の事情で、なかなか送り出すことができません。よんでためになる、という信念で書いているのですが、現実は「リアルな設定」より「お気軽に読める」が求められているのかもしれません。

 売れている本は確かにあるので、何が違うのかなぁと悩み続けています。読者の方にこれは買ってよかった、と思っていただけるメッセージを入れるようにしていますが、あまり伝わっていないようです。文章の道は険しいです。「答え」なんてありませんから、ひたすら悩み、理系の本ではありませんから、読みやすさも考えているのですが、考えていくほど泥沼になってしまって、まったく進めない状態にもなります。

 とにかくうまく進んで発売までこぎつけてほしいです。わたしが狙うミヒャエル・エンデ氏の『はてしない物語』超えは実現できるのでしょうか。精進あるのみですね。