2012年03月26日

自動車から100Vを!

三菱自動車は14万9800円で電気自動車から100V/1500Wの電気を出す装置を発売した。リーフ用は未だ無し。しかし! 心配しないでもOK。おそらく100Vの1000Wくらいなら簡単に取れると思います。これ、右でリンクしている『ミニキャブMiEV』乗りさん自分のクルマで早速テストしており、全く問題なく稼働しているという。リーフも全く同じ状況だと考えていいだろう。

以前、羽田空港の駐車場でリーフの制御用12Vバッテリーを上げお手上げになってしまいました。救済策は簡単。制御用バッテリーに12Vをジャンプアップするのみ。これで瞬時に回路が稼働し始め、制御用バッテリーへも走行用バッテリーからDC/DCコンバーターを通して充電が始まり終了。ミニキャブMiEVの場合、1440W程度のまでの電力を引き出せるというから驚く。

リーフについているDC/DCコンバーターの能力は不明ながら、ミニキャブMiEVを大幅に下回ることもないだろうと、調べてみたトコロ、定格で1650Wあるという。やっぱし! ちなみにシガーライターから取った12Vをインバータで交流にすると100V/150Wまで。この出力までなら、現状でも使い放題だと考えていい。だからこそ34Wと70Wの電気毛布を使えるワケです。

話はズレた。シガーライターだと150Wしか取れないが、バッテリーブブンから12Vを取れば、DC/DCコンバーターの容量まで電力を引き出せることになる。ArchaeaさんはミニキャブMiEVで1130Wまで使ってみたという。ということでi−MiEVとミニキャブMiEVなら、1500Wのインバーターを制御用バッテリーに繋ぐだけで100V/1440Wを簡単に取り出せるのだった。

リーフも同じくらいの電力を引き出せると思う。参考までに書いておくと、100V/1500Wのインバータは2万円くらいから購入可能。非常用電源や屋外で100Vを使いたいならインバーターを勝っておくといいかもしれません。ここまで書いて「もしや?」。プリウスの制御用バッテリーもDC/DCコンバータから充電している。これまた1500W前後のキャパを持っているハズだ。

プリウスの制御用バッテリーが上がった時にジャンプアップする端子はボンネット内にある。ここに100V/1500W級のインバータを繋げば、ガソリンがある限り100V/1000W以上の電力を引き出せると言うことか? 可能なら被災時や停電時に絶大なる威力を発揮してくれる。今や国内に何十万台のハイブリッドがあることやら。それが全部発電機になります。

ただしリーフの場合、1650W全ては使えない。制御系にも使うからだ。プリウスも同じ。とりあえず1500Wのインバーターを買って1000Wくらいを上限に使ったらいいと思う。(国沢光宏)
posted by polishfactory5 at 08:00| Comment(0) | 電気自動車
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