« メール便配送の終了について | トップページ

2012年3月25日 (日曜日)

お客さんに差をつけることがクリエイターの望みなのか

 とあるシリーズは音楽にも大変ファンが多く、特典にサントラがつくとなれば注目を集めます。
 しかし、このソフトの新作に特典サントラが用意されるのですが、実際には発注分の30%程度にしかつかないという状態です。流通経路や特定のショップなどで変化はあるかもしれませんが。
 先着順や、30%にしかつかないということで、我先にと予約を焦るお客さんが出てくる状態をみるのも 大変複雑な気分です。
 30%につくということは 残りの70%のお客さんにはつかないということなんです。予約促進という意味合いがあるわけですが、特典があたるお客さんと 特典があたらないお客さんを分けてしまうというのはクリエイターの本意なのだろうかと、悲しくなります。
 ゲームにとって音楽は大事な要素です。その大事な音楽が収められたサントラCDが、あたるお客さんとあたらないお客さんが出てくるということは 思い出を共有できないということです。疎外感を味わうこともあるかもしれません。

 また、こういう側面もあります。
 特典が30%しかつかないソフトに予約が3本集まっていた場合、そのかたたちに特典を行き渡らせるには 発注数を 7本増やして10本にしないといけません。
 予約の促進だけでなく、発注数の上積みも狙っているのが、この特典商法のいやなところです。

 今回テーマにしたソフトはあくまで一例にすぎません。
 特典を発注した本数には100%つけるメーカーもありますが、依然として、残念な特典商法に頼らざるをえないメーカーもあるようです。
 特典商法にNO! メーカーはお客さんを差別してはいけない

→ @g1983をフォローする → 最新の記事を見る →只今5000円以上のご注文で速達送料無料で発送中 → カオスでニッチな1983ランキング →1983ショッピングサイトがPayPal決済(クレジットカード決済)が可能に

|

« メール便配送の終了について | トップページ