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ガソリン価格 3年ぶり高水準3月22日 16時19分
今週のレギュラーガソリンの小売価格は、原油価格の上昇や、外国為替市場で円安が進んだことなどから、全国平均で1リットル当たり155.6円と、3年5か月ぶりの高い水準となりました。
石油情報センターによりますと、今月19日時点のレギュラーガソリンの小売価格は、全国平均で1リットル当たり、先週より3円値上がりして155.6円と、5週連続で上昇しました。
これは、平成20年10月の157.4円以来、3年5か月ぶりの高い水準です。
ガソリン価格は、イラン情勢の緊張が高まり、原油価格が上昇したことや、外国為替市場で円安が進み、輸入価格を押し上げたことなどから、およそ1か月で1リットル当たり12円値上がりしました。
地域別の平均では、北海道が157.5円、九州が157.4円、中部が156.1円などとなっています。
石油情報センターでは、「店頭のガソリンの小売り価格は上がっているが、まだ原油価格の上昇分に追いついていない。原油価格は当面、高止まりするとみられ、小売価格の上昇傾向は今後も続く見通しだ」と話しています。
一方、灯油の店頭での小売価格は、全国平均で18リットル当たり1748円と、先週より18円値上がりして、11週連続で上昇しました。
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