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最終更新:2012年3月20日(火) 8時59分

静岡・島田市長、岩手県知事らと会談

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 岩手県で発生した災害がれきの受け入れを決めた静岡県・島田市の桜井市長は19日、岩手県の達増知事と会談し、被災地のがれきの撤去作業を加速させるため、1回あたりのがれきの運搬量を増やしたいという考えを示しました。

 「出来るだけ協力します」(静岡県・島田市 桜井市長)
 「お願いします」(岩手県 達増知事)

 先週、岩手県内で発生した災害がれきの受け入れを決めた静岡県・島田市の桜井市長は19日、環境省で岩手県の達増知事や細野環境大臣と会談し、がれきの受け入れについて「出来る限り進めていきたい」と話しました。

 島田市では年間5000トンのがれきを受け入れることにしていますが、桜井市長は1日も早く、被災地からがれきをなくすことが被災者の心のケアにつながるとして、1回あたりのがれきの運搬量を増やすことを検討する考えを示しました。

 その一方で、桜井市長は、がれきの受け入れを決めたことで島田市のお茶が風評被害にあっていることに触れ、「がれきの受け入れが各地で進めば風評被害もなくなる」として、がれきの処理には全国的な取り組みが必要だという考えを示しました。(19日23:00)

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