貿易統計:90年以降で最大の赤字幅 1月上旬

2012年1月30日 12時9分 更新:1月30日 12時37分

 財務省が30日発表した1月上旬(1~10日)の貿易統計によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は9161億円の赤字となり、上旬ベースでは、比較可能な90年以降で最大の赤字幅となった。11年は年間で31年ぶりの貿易赤字に転落したが、年明けも赤字が続いている。

 輸出は6602億円と前年同期比20.7%減少する一方、輸入は1兆5763億円と同24.3%増加。貿易赤字は前年同期の4356億円の2.1倍になった。円高や欧州の景気減速などを受けて輸出が減少する一方、冬場の電力需要期のため火力発電燃料の液化天然ガス(LNG)などの輸入が膨らんだ。

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