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« 【盲導犬アトム号失踪】 某愛護団体 / 贖宥状?署名活動を開始! by I.H. | メイン | 【盲導犬アトム号失踪】 某愛護団体 / 県に泣きつくのはお門違い! by I.H. »

2012/02/27

【盲導犬アトム号失踪】 某愛護団体 / 県に選別優先貸与を迫る! by I.H.

盲導犬アトム号失踪と黒い署名活動批判 2/5

 盲導犬アトム号失踪に関連して「ネット暴走」の火付け役として西日本新聞によって指弾された長崎ライフオブアニマルは、四面楚歌を打開する切り札として署名活動を開始しました。彼らは、その署名で福岡県に「盲導犬をユーザを選別して優先貸与するよう」に迫っていることが明らかになりました。

1、法人自らが責任を持って自主的・自律的に運営を行う。
2、事業が目的に照らし適正に行われているか?

 九州盲導犬協会は、福岡県知事より公益認定された公益財団法人です。このような組織では、「法人自らが責任を持って自主的・自律的に運営を行う」のが基本になっています。その一方で、県が「事業が目的に照らし適正に行われているか?」を監督し指導することになっています。

>「監督」は、
>公益法人の事業の適正な運営を確保するために必要な限度において、
>また、
>公益目的支出計画の履行を確保するために必要な範囲内において、
>行うものである。

 福岡県が九州盲導犬協会に対して行う監督とは、このようなものです。「必要な限度において」、「必要な範囲内において」というのは自主的・自律的運営の原則を踏まえたものです。

Photo

■某愛護団体は選別基準の導入を要望!

 長崎ライフオブアニマルは、前書き1で九州盲導犬協会の対応に不信感を持っていることを明らかにしています。前書き2では、「貸与条件、適格性を有するユーザーに優先して盲導犬が貸与されるべきです」と要望を述べています。前書き3では、「協会の事業内容、盲導犬の管理体制は改善すべきと考えております」と署名活動にいたった事情を述べて絞め括っています。つまり、前書きで具体的に要望していることは次の一点です。

>限られた資源である盲導犬を、
>貸与条件を充たさない、
>またはその可能性が高いユーザーに貸与しないことが、
>視覚障害者の福祉の増進に不可欠な要素といえます。

(「公益財団法人九州盲導犬協会の事業活動改善、および監督・指導を求める署名」より)

 平たく言えば、「福岡県は、九州盲導犬協会に対して盲導犬ユーザの(家族構成、居住環境や収入等の)条件審査と(人格等の)適格性検査を背景とした優先貸与方式を導入するように指導せよ!」ということです。このような要望にいたった背景には、愛護団体の視覚障害者に対する根深い偏見と貸与制度に関する無知があると思われます。

■福岡県は<選別優先貸与>を指導するのか?

 福岡県が九州盲導犬協会に「選別に基づく優先貸与方式を導入せよ!」と運営のあり方に立ち入って指導することは、自主的・自律的運営の原則に照らして妥当なのか?監督官庁と言えども「盲導犬ユーザの選別による優先貸与」という特異で非現実的ななルールを盲導犬協会に押し付けることが出来るのか?非常に疑問の残るところです。多分、福岡県はこのような視覚障害者に対する偏見に基づく差別を助長する要望には応えないでしょう。

>盲導犬の事に関しては
>つい先日まで、ほとんど勉強する事も
>ありませんでした。
>盲導犬に関しては個人的には良い印象はありません。

(2012-02-02 11:12:57 長崎 Life of Animal)

 長崎ライフオブアニマルの地金が署名用紙に思わず知らず出てしまったようです。なお、彼らが署名用紙を回収、訂正することは意地でもないでしょう。私の指摘は、「曲解と錯誤に基づく難くせ」として一蹴されることは間違いありません。「協力するしないもあなた次第!」という独善と居直りが彼らの体質ですから・・・。

コメント

某愛護団体がブログで、盲導犬の名前などを載せてユーザーの方を批判をした事。
愛護団体なのに、充分な下調べをしてなく。
ユーザー本人や担当の獣医などに話すらしてない、盲導犬について知らないで、ブログの記事にした事に凄く驚きましました。(どんな事でも、団体ならきちんと調べる事は大切です。)
そして関係のない、違う盲導犬ユーザーの事を考えて記事にしてなかった。
(今、全国の盲導犬ユーザーは、どんな気持ち生活をしているでしょうか。)
某愛護団体は、やり方を間違っていると思いました。他の愛護団体なら、この様な事にならなかったかなと思いました。

本当に、盲導犬アトムの事を考えているなら。
何よりも、盲導犬アトムを探す事です。
盲導犬アトムを見つける妨げになる事を、絶対にしてはいけないと思います。

ネットで盲導犬アトムの事を知った方々は、盲導犬アトムの事を心配してます。
きっと何を信じて、何をしたら良いのか悩んでいると思います。


ブログ主様が、盲導犬アトムの記事を書いて下さり。
私は、いろいろ知る事が出来ました。
ありがとうございました。
盲導犬アトムが、保護される事を祈ってます。
これから先、アトムの生活の為に。

本来は署名活動団体に質問しなければいけないのに、ありがとうございます。

今回は「公益通報は必要だった善き行為だが、その後のやり方がまずかった」ってことになるのかなあ。

長崎県人さんやNOBさんの言うとおり、まずアトムを捜して欲しいなあ。
愛護団体もいろいろ思っているだろうけど、今は協会と協力して欲しいなぁ。
今、めっちゃ見苦しいんよね。 気持ちが離れる。

いろいろ書いてすんません。 ありがとうございました。

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 【Ichiro Higuchi】「よくわからんちん」さんへの返信!
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2012/02/11の「歪曲と錯誤を正す声が全国へ!」で、私は次のように書いています。

 私が盲導犬ユーザになったとしたら、その一年目は<習って覚えて、試して失敗の日々>だろう。そのトライアル・アンド・エラーにおいて盲導犬ユーザとして疑問視される行為があったとする。それを目撃した市民の方は協会に連絡するかもしれない。いわゆる、市民による告発である。これは、盲導犬と盲導犬ユーザの安全を確保する上でも大事なこと。盲導犬一般に関する偏見を助長する不適切行為を正すという意味でも意義ある行為。更に言えば、それは盲導犬の歴史の前進に寄与する市民力でもある。このように、市民からの告発は協会を支える柱の一つである。

 まず、市民からの盲導犬に関する不適切飼育の通報は、協会活動を支える柱の一つだということです。

>近所トラブルの過大通報でユーザーが白だった場合、名誉棄損になる?


 善意の通報者は、いわゆる公益通報者と考えることができます。その場合、盲導犬ユーザを世間に晒すという結果を伴わない限り名誉棄損になることはないと思います。確かに、不適切飼育の基準は十人十色でしょう。しかし、公益通報者は自分の物差しで通報してよいと私は考えています。

>虐待疑惑通報で協会が調査に動く時点で、社会一般に公表するってこと?

 一般的には、調査対象者を調査過程で世間に晒すことはありえないと思います。調査終了時点で、「かかる事案があった」という公表をするか否かはケースバイケースかと推察します。

 私だって「わからんちん」の一人です。ですから、答えられるのはこの程度です。悪しからず・・・。

署名活動のブログに質問したかったけど、コメ欄閉じてるから無理だった。
愛護団体のコメ欄は「物言えば唇寒し状態」なのでスルー。
とりあえず、こちらに質問してもいいのかな。

虐待は駄目だからそれを協会が適正に調査や指導するのは理解できるとして・・・・

虐待疑惑通報で協会が調査に動く時点で、社会一般に公表するってこと?
どうやって? 新聞掲載? 役所に公示? HP? ブログ?
どこまで? 居住の市? イニシャル? 性別? 年齢?
内容は? 通報の内容? 証拠写真? 録音? 
社会一般って自分らみたいな普通の奴でも審査出来るの?
審査したらどこの誰にどうやって言えばいいの?
それ匿名でも可?
興味ある奴だけ見て審査して「虐待決定」になっても公平性って保てるの?
逆の場合で「虐待無し」になった場合も公平性って保てるの?
もし、近所トラブルの過大通報でユーザーが白だった場合、名誉棄損になる?
そん時、社会一般で審査した奴も連帯責任?

そこんとこ、よくわからんちん。

なんという人権感覚の欠如! 他者への思いやりに欠けた署名運動でしょう。
盲導犬貸与にあたり選別を厳しくするということは、盲導犬を使用することにより社会参加しようとする視覚障害者の夢を砕くことになりかねません。
定職について収入を安定させ、生活環境を向上させる機会を奪うこともあるでしょう。
盲導犬と共に歩み、癒されながら、豊かな人生を分かち合っていくチャンスを入り口で取り上げることになるかもしれません。
人に対する優しさの無さに愕然とするばかりです。

県庁あての署名が何通集まるのかはわかりませんが、万が一、県庁からなんらかのアクションがあれば、協会のアトム捜索活動や日常業務にも更に支障がでるのではないかと思います。福岡県にも慎重な対応を求めたいところです。

数日前、ライフブログの署名活動開始の記事に、「なによりもアトムの無事な協会への返還を」という趣旨のコメントを投稿したところ、「そんなことはライフは承知しており、思い違いのコメントだ」との横やりがはいりました。
しかし、現時点でライフはアトムの発見・保護にはほとんど無関心といってもいい態度に思えます。
もはや、自分たちの立場やプライドさえ守れればアトムはどうでもいいと考えているのか、あるいは既にアトムの居場所を知っているのではないか、と勘ぐりたくなります。

アトムが行方不明になって一ヶ月以上。
運動不足などで健康に悪影響が出たりしていないか、とても心配です。

 ライフオブアニマルという団体は、知識のある人間相手に情報を発信していませんよ。彼女達はこれまで、998人の常識人にそっぽ向かれても2人の**がお金を振り込んでくれたら儲けもん、という手法をとってきました。

 有名になればなるほど**の数が増えるんです。簡単に言うと名前が売れること以外に何の目的もないんです。今回の署名運動も同じではないでしょうか?

 本当にアトムのことを考えているのであれば、ほかにやらなければいけないことがある。誰だってわかりますよね。署名運動に行きついたのは、彼女達の一番の目的が達成しやすいから。「盲導犬とより良い・・・」というフロントもダミーとみて間違いないでしょう。

 この件、ライフオブアニマルが関わってしまったお蔭で、県内のまともな犬ボラさんが動けなくなってしまいました。彼女達が関わってさえいなければ、この問題とっくに解決していたと思います。もうアトムは2度と出てこられないかもしれませんね。

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