◇起亜クラシック<第2日>
▽23日、米カリフォルニア州カールズバッド、ラコスタ・リゾート・アンド・スパ(6490ヤード、パー72)▽晴れ、気温16度、弱風▽賞金総額170万ドル、優勝25万5000ドル▽144選手
【カールズバッド(米カリフォルニア州)マイク・オコナー】宮里藍(26)=サントリー=が4バーディー、2ボギーの70とスコアを伸ばして通算2アンダー、首位と7打差の9位に上昇した。金子絢香(22)も73で回り、通算4オーバーの50位で決勝ラウンドに進んだ。宮里美香(22)=NTTぷらら=は81と崩れて通算11オーバー、123位で予選落ちした。首位タイ発進の曽雅〓(台湾)が68をマークし通算9アンダーで単独トップに躍り出た。
午前に発進した藍は、前日よりもグリーンの状態が良かったこともあり、前半のインで2つ、後半のアウトで2つの計4バーディー奪取。「パットを迷いなく打てた。自分のストロークができた」と、前日苦しんだグリーンを克服しての上昇に言葉を弾ませた。
その一方で、「ボギーの数が多い」と、後半の2ボギーを反省。特に最終ホールとなった9番パー4でのボギーについては「このコースはボギーが出るコースなので、1つならいいと思っていたが、9番は自分が思うところと全然違うところに外れたので残念だった」と悔しそうに振り返った。
首位を走るのは今季2回も苦杯をなめさせられている曽。その差は7打。「昨日よりもショットはよかったし、風のないうちに回れたのでチャンスの多いラウンドになった。ひとまず2つ伸ばせて、まだまだ上位に食い込める位置にいる」と意欲を語った。
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