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2012年3月25日3時26分

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福井県原子力委員に1490万円 電力側、5人に寄付

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表:寄付を受けた5委員拡大寄付を受けた5委員

図:大飯3・4号機再稼働までの想定される流れ拡大大飯3・4号機再稼働までの想定される流れ

写真:関西原子力懇談会が入る大阪科学技術センタービル=大阪市西区拡大関西原子力懇談会が入る大阪科学技術センタービル=大阪市西区

 全国最多の原発14基を抱える福井県から依頼され、原発の安全性を審議する福井県原子力安全専門委員会の委員12人のうち、4人が2006〜10年度に関西電力の関連団体から計790万円、1人が電力会社と原発メーカーから計700万円の寄付を受けていた。朝日新聞の調べでわかった。

 政府は近く、停止中の原発の中で手続きがもっとも進む関電大飯原発(福井県おおい町)3、4号機の再稼働について福井県に同意を求め、県は県原子力委に助言を求める見通しだが、5人の委員が関電など審議対象と利害関係にあることになる。5人はいずれも寄付の影響を否定している。

 委員らの所属大学に情報公開請求し、大学を通じて研究助成名目で寄せられた5年分の寄付が開示され、委員にも取材した。

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