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【プロ野球】楽天・鉄平 20日ぶり快音2012年3月25日 紙面から ◇中日 4−1 楽天中日は開幕投手を務める吉見が6イニング無失点。7安打を許したものの、持ち味の制球力でコースに投げ分け、要所を締めた。打線は4回、和田の先制左前打など打者9人で4点を挙げた。楽天の先発ヒメネスは5イニング8安打4失点だった。 ◇ 楽天の“安打製造機”がお目覚めだ。5試合ぶりにスタメン復帰した鉄平が久々に本領を発揮した。2回に4日のDeNA戦(長崎)以来の安打となる左前打を放つと5回にも中前打。プロの歩みを始めた名古屋でマルチ安打をマークした。 「状態がよくなってきたのかは分かりません。自分の体がどう動くかです」。試合後の鉄平はボソッとつぶやくのみ。しかし、表情に不調に苦しんだころの暗さはない。大久保打撃コーチも「(復調への)きっかけになってくる」と合格点だ。 昨年は打率2割2分8厘の大不振。今季もオープン戦で不調に陥った。少しでも復調への兆しをつくりたいと思う鉄平。09年のパ首位打者はプライドを捨てて、バットをひと余り短く握っている。効果はてきめん。「感じは悪くないです」と手応えをつかみかけている。 楽天の外野は競争が激しい。しかし、星野監督が「あいつが本来の力を出せば、強力打線になる」と繰り返すように、鉄平にかかる期待は大きい。25日はオープン戦最終戦。2日連続の快打で開幕に向けて弾みをつけたいところだ。 (川越亮太) PR情報
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