二本松の友人からのメール(訂正あり)
※この原稿は「@北海道からSTOP原発」サイトに掲載しているものです。http://2011kazu.web.fc2.com/
二本松の友人からのメール
2012.3.20
以下、とても重要な情報が届きましたので、 ご本人の承諾を得て、掲載させていただきます。 ↓ ************************** 二本松のIです。お世話になっています。 (中略) さて、原発事故直後、双葉町から避難したSさん(63歳)からの驚きの情報です。 皆さん、昨年NHKで放送され反響を呼んだ、「ネットワークで作る放射能汚染地図」をご覧になりましたか。 その中で、木村慎三さんと岡野先生が車で放射能を調査しながら走っていて、 第一原発から津島の 「ここは放射能が高いからすぐに避難したほうがいい」 と促した場面がありました。 Sさんは避難する時に集会所(赤宇木ではない)に立ち寄ったら浪江町の知り合いが何人もいて、 逃げないのかと聞いたら家が心配だからここで様子を見ていると答えたそうです。 その後、集会所の人たちは木村さんたちの話もあって逃げたそうですが何日かはそこに留まっていた。 その後、今年になって二本松の仮設住宅にいる浪江の避難者Aさん(集会所にいた一人)の具合が悪いと聞いてSさんが見舞にいったら、何と喉と顔がパンパンに腫れて酸素吸入をしていた。 二本松に避難して具合が悪いと福島医大に行ったら即、入院。 肺が悪いといわれたそうですが、2ケ月いたら退院させられたそうです。 その話を聞いて私はこれは甲状腺ガンではないかと思い聞いたら医者からは何も言われてないとのことでした。 Sさんに、 すでに三人が亡くなっているとのことでした。先のAさんは次は俺の番かなと話していたそうです。 (中略) Sさんとも話したのですが、 これは放射能の影響でなくて何だろうと思うのです。あまり表には出てこなくても影では恐ろしいことが進行しているように思います。 これこそテレビで追跡取材をして欲しい。Sさんは亡くなった方々とは皆、友人、知人で、名前も全部教えてくれました。 年代は60代後半から70代の方たちです。 Sさんは自分の名前は出しても構わない、本当のことなんだからと言ってます。 **************************** 以上ですが、 「ネットワークで作る放射能汚染地図」をご覧になった方は多いと思います。 私も、この「赤宇木(あこうぎ)の集会所」の場面はよく覚えています。 避難者の方々が映っていたかと思います。 「カズ さんへ Iです。メール使ってもらって構いません。また、私の名前を出して構いません。亡くなられた方や今、具合の悪い方の名前は確認取れてないので出せませんが。Sさんは信頼のおける友人です。嘘をつくような人ではありませんがとにかくAさんと会って確認したいですね。とにかく、 とのメッセージもいただきました。 このサイトで、何度も何度もお伝えしていますが、 汚染実態は、報道されているようなイメージのような生易しいものではないと実感しています。 ヨウ素やセシウムばかりが問題にされますが、 プルトニウム、ストロンチウム、アメリシウム、ウラン、コバルト・・・ どれだけの危険な核種が飛び散り、どこまで飛散したのか、 そしてどれだけ多くの方たちがそれを吸い込んでしまったのか。。。。 線量ばかり計測していても、絶対にわかりません。 kazu
訂正
赤宇木の件でIさん、Sさんから、訂正が入りました。 「Sさんが立ち寄った集会所はテレビで映った所とは違う所」だとのことです。
「テレビで映った人たちの中の3名が亡くなったのではない」とのことです。
また、問い合わせが殺到したため、すべて匿名に変えさせていただきます。
お詫びして、訂正させていただきます。 それ以外は、このまま掲載しておきます。
いずれにしても、健康状態に関して、 広範囲の追跡調査が早急に必要であることは間違いありません。 |
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