東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 経済 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【経済】

ムーバ 19年の歴史に幕 ドコモ、月末で終了へ

NTTドコモが1993年に発売したデジタルムーバの初代モデル

写真

 NTTドコモのデジタル携帯電話サービス「mova(ムーバ)」が三十一日でサービスを終了し、一九九三年の登場以来、一九年の歴史に幕を下ろす。KDDI(au)の「cdmaOne」などのサービスも七月二十二日で利用できなくなる。国内の携帯電話の普及期を支えた古い方式のサービスが相次いで姿を消す。

 ムーバ契約者は三十四万人以上残っているといい、第三世代携帯電話の「FOMA(フォーマ)」などに乗り換えなければ、利用ができなくなる。

 ドコモは対応を求めており、一部のFOMA機種に変更する場合は、実質無料で提供するなどの施策を講じている。

 ムーバの場合、契約自体を忘れているといったケースもあるとみられるが、三月末までに乗り換えなければ「解約」扱いとなる。

 携帯各社は毎月、契約純増数を競っており、ムーバ終了がドコモにマイナスに働く可能性もある。

 

この記事を印刷する

PR情報





おすすめサイト

ads by adingo