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Gメン'12だ!巨人「契約金問題」内部文書流出で調査委設置

デイリースポーツ 3月24日(土)7時26分配信

 巨人は23日、朝日新聞が報じた契約金超過問題を受けて、選手との契約書等の文書管理に関する「調査委員会」を設置した。内部文書流出の可能性を重く受け止め、疑惑について徹底解明を図る方針。本格的な“犯人捜し”を開始した格好だ。

 委員会は3人の弁護士で構成され、座長は名古屋高検検事長を務めていた高野利雄弁護士(68)が務める。桃井恒和球団社長(65)は、重要資料の管理態勢や改善策などについて「第三者の目で見てもらい、検証してもらう」と説明した。

 報道陣からは「犯人捜しをするということか」と質問が飛んだ。桃井社長は「(流出させた)犯人捜しをしてくれとはお願いしていないが、今回の件に踏み込んでいくと思う。誰が関与したかまで(調査が)いくと思う」と話した。

 すでに渡辺恒雄球団会長(85)は文書流出の“犯人”について「ひとりしかいない」と、法廷闘争中である前球団代表の清武英利氏(61)と断定。前日22日の燦燦会総会では清武氏を「変な人」「泥棒猫」「ドブネズミ」と揶揄(やゆ)するなど、批判を繰り返している。

 球団は個人名を挙げていないが「調査過程において法的措置を講じるべき問題が明らかになった場合は別途、適宜適切に対処する」としており、証拠をつかみ次第、法的手段に踏み切る方針。

 「十分に調査して迅速に回答を頂きたい」と桃井社長。シーズン開幕まで1週間。事態が収束する気配はまったくない。

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最終更新:3月24日(土)9時45分

デイリースポーツ

 

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