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被災した博物館 学芸員が視察
3月23日 14時32分

被災した博物館 学芸員が視察
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津波で大きな被害を受けた岩手県沿岸の博物館を東京の学芸員らが視察し、被害の状況や海水につかった収蔵品の回収の方法について説明を受けました。

この研修会は、岩手県遠野市の市立博物館が開き、県内や東京の学芸員らおよそ40人が参加しました。
参加者たちは、津波の被害を受けた陸前高田市の市立博物館を訪れました。
博物館が津波で屋根まで海水につかったことや、流れ込んだ砂をふるいにかけて、収蔵していた小さな資料を一つ一つ回収したことなど説明を受けました。
東京から参加した学芸員の女性は「実際に現地を見ると、ことばが出ませんが、自分にできることでお手伝いしたい」と話していました。
遠野市立博物館の前川さおり学芸員は「収蔵品を元に戻すには、カビや細菌などを除去して保管しなければならず、支援がまだまだ必要です。皆さんに被災地の現状を知ってもらい、協力してほしいです」と話していました。

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