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浪江町の子どもたち 久々に再会3月24日 22時39分
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原発事故の影響で立ち入りが制限される警戒区域などに指定され、ふるさとを離れて全国各地に離れ離れになっている福島県浪江町の子どもたちが、24日、猪苗代町で久しぶりに再会しました。
この催しは、震災から1年がたち原発事故の影響でふるさとを離れて過ごさなければならなくなった子どもたちに、親しい友だちと再会する機会をつくろうと開かれたもので、およそ350人が参加しました。
子どもたちは、猪苗代町の会場に到着すると、友だちを見つけて久しぶりの再会を喜び合っていました。
浪江町は、原発事故で立ち入りが制限される警戒区域などに指定されているため、9つある小中学校のうち県内の別の場所で再開した2校を除いて休校が続いていて、およそ4割の子どもたちが県外で学校生活を送っています。
24日は、全体の集会が行われたあと、学校ごとに集合写真を撮ったりゲームをしたりして、子どもたちの歓声が会場に響いていました。
また、集まった記念にしようと、大きな紙に「大変だけどいっしょにがんばりましょう」などとメッセージを書き込んでいました。
新潟県で生活している中学1年生の女の子は「久しぶりに友だちと会えてうれしい。今の学校にも慣れたけれど、やはり地元の学校の友だちは話しやすくていいです。こうやって時々会いたいです」と話していました。
催しは、1泊2日の日程で行われ、25日はスキー場で雪遊びを楽しむということです。
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