トップページ社会ニュース一覧川内村役場 再開へ引っ越し
ニュース詳細

川内村役場 再開へ引っ越し
3月24日 20時50分

川内村役場 再開へ引っ越し
K10039475711_1203242059_1203242102

原発事故の影響で役場ごと避難していた福島県川内村が、来月から役場や学校を元の場所で再開するのを前に、24日避難先の役場にある荷物の引っ越し作業を行いました。

川内村は、原発事故のあと、およそ3000人の住民全員が避難を余儀なくされ、郡山市に役場ごと避難していましたが、来月から役場や学校を元の場所で再開し、可能な住民については村に戻るよう呼びかけています。
24日朝は、避難先の郡山市の仮設役場に職員など50人余りが集まり、段ボールに書類などを詰め、いすやコピー機と一緒にトラックや公用車十数台に積み込んでいきました。
1時間ほどかけて到着した川内村の役場では、職員らがトラックから荷物を運び込んで、元あった場所に戻すなど再開に向けた準備を進めていました。
飲料水のモニタリングなどを担当する職員は「住民がどれだけ戻ってくるか不安だが、避難を続ける人も村に戻った人もしっかりサポートして、一人でも多くの人が戻ってくるように頑張りたい」と話していました。
また、除染を担当する職員は「除染は目に見えない放射能との戦いだと思います。村のみんなと一緒に頑張っていきたいです」と話していました。

[関連ニュース]
このページの先頭へ