アメリカ最新の電子戦機EA-18G「グラウラー」、神奈川県の米海軍・厚木基地に飛来
北朝鮮による人工衛星の打ち上げを名目とした弾道ミサイル発射が、4月に迫る中、電波を武器に戦うアメリカ最新の電子戦機が、日本への初配備のため24日午後、神奈川県のアメリカ海軍・厚木基地に飛来した。
EA-18G「グラウラー」は、アメリカ海軍の戦闘攻撃機「スーパーホーネット」を改造した最新の空母艦載用電子戦機。
敵のレーダー等の電波を受信する特殊なアンテナや解析装置を持ち、敵のレーダーを妨害する強力な電波発信装置や、敵の発信源に向かって飛ぶ特殊なミサイルを装備することができるという。
アメリカ海軍のミラー中佐は「アジア太平洋地域の安全と安定強化のため、この機体を運用する日が待ちきれません」と述べた。
有事の際、「グラウラー」は敵の防空レーダー網に突破口を開き、味方機がミサイル発射機などの目標を攻撃できるようにするとみられている。
(03/25 01:12)