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☆☆☆ アインシュタインの相対性理論 ☆☆☆  

 光の速度で進むと時間はゆっくり進む。 従って双子の一人が光速ロケットで宇宙に出て地球に帰って来ると、 地球に残っていたもう一人は既におじいちゃんになっている。しかし、 ロケットから見れば地球が光速度で去って戻って来るのだから地球の方が 時間がゆっくり進むハズ。つまり先に年をとるのはロケットの側である。これが 有名な双子のパラドックスです。 でも、実際に光の速さに近い速さでロケットを打ち上げて、 地球に戻ってきたときにその時計の時間を調べてみた という実験が行われたわけではありません。また 誰も縮んだ空間なんて見たことがありません。このような明快な検証は行われていないのに どうして、光の速度に近づくと時間が遅れるとか空間が縮むとか言うのでしょうか。 もし現実がこの理論通りでなかったなら、これはパラドックスではなく、誤った理論から導かれる単なる矛盾に過ぎなくなります。 そればかりか、まったく意味のない理論に人類は振り回されていたことにもなります。 「考えて見れば相対論によるとそうなるのだと教えられて以来、それを本当だと思うようになっていた」という人は案外多いのではないでしょうか。
  1.  はじめに(相対論誕生の経緯) 
  2.  相対論から導かれる結果 
  3.  相対論の変な世界 
  4.  相対論の反証 
  5.  相対論の証明? 
  6.  まとめ 

※ 基本概念の解説 

●相対論リンク
(1)21世紀物理学の新しい公理の提案!
(2)マックスの夢世界
(3)相対性理論の疑問
(4)Relativity Mathematically Fails!!
(5)矛盾だらけの相対性理論
(6)理学はいかに創られるか / (7)エーテルの存在と光速度の変化
(8)間違いだらけの宇宙論
(9)相対性理論を考え直しましょう
(10)逆説の相対性理論
(11)特殊相対性理論の一考察
(12)「プリンキピア続編」空間子理論

●参考文献

 1.「別冊日経サイエンス量子力学のパラドックス」
 2.「アインシュタイン崩壊する相対性理論」 技術出版
 3.「アインシュタイン相対性理論の謎と疑問−自分で考えてみよう−」 総合電子出版社
 4.「Physics Essay, vol.9,number2, 1996 (P.238)」※相対論と矛盾する12例の実験があるとの事。
 5.「Was Einstein Right?」 Oxford University Press
 6.「世界が注目する科学大仮説」P18〜P23 遂に発見超光速現象 学研

















1.はじめに

 相対性理論という言葉やアインシュタイン博士の名前は社会に広く知れ渡っており、 その理論から導かれる、光の速度を超えることはできないとか、時間や空間は伸び縮みするとか、言ったようなことが さも周知の事実かのように言われています。それ故、何の疑いもなく受け入れられ、信じられるようになっています。
 相対論は直接的な検証がされていないので、時空の歪みについて等 相対論から導かれる現実離れした世界をおもしろおかしく取り上げている本やテレビ番組も多いです。 そんな興味をそそられる相対論をちょっと勉強してみようと思って 教科書や参考書を探してみると、どれも変わり映えのない相対論の解説をしていて、 かつ真に物理的な考察以上に数学を駆使した解説が多いのです。
 そんな中で「相対論は間違っていた」とする書籍があります。読んでみると、 物理的な考察から問題をなげかけた内容です。 それまで相対論を正しいと信じていた私も相対論を再検討してみることにしました。

 まずは相対論の成り立ちの経緯を簡単にまとめます。なおここでいう相対論とは特殊相対性理論というものです。

(1)光と波動    (2)ニュートン力学    (3)電気磁気学
 ↓         ↓          ↓
 ------------------+--------------------

(4)特殊相対性理論

(5)ローレンツ変換

(6)時空世界
 
 

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※物理の基本概念の解説

力f ... 物体に作用し、物体を動かそうとしたり止めようと
     したり、あるいは物体を変形したり、破壊したり
     します。

エネルギーE ... 力を生み出す能力の事。単位時間当たりの
         それはパワーと呼びます。



質量m ... 物体に備わっている量で、重いとか軽いとか感じる物体の重さや同じ力によって
      得られる加速度の違いなどは、物体に備わる量の違いによると考えられます。

速度v ... 運動している物体が速いか遅いか表す量で、移動する距離sと、その移動距離に
      かかった時間tから、s÷tで定義します。波動の場合は波の山(または谷)の部分
      の運動について当てはめて下さい。なお、例えば東向きを正の方向として、東向き
      に進む場合は正の速度で、西向きに進む場合は負の速度で表します。向きを考えな
      い、その大きさだけは速さと呼びます。 →速度の補助解説

加速度a ... 運動する物体の速度が変化する場合、時間あたりの速度の変化量で表わします。
      加速の場合は正の加速度、減速の場合は負の加速度で表わします。

周波数f ... 1秒間に振動する(あるいは回転する)回数。

波長λ  ... 波の山から山まで(あるいは谷から谷まで)の距離。




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※速度について

 x軸上を運動する点Pの速度を考えます。 Pが時刻t1にx1を通過し、時刻t2にx2を通過したとすると、Pが移動した距離は x2−x1で、その間にかかった時間はt2−t1です。 したがってこの場合のPの速度vは

       x2−x1
   v = --------
       t2−t1

で与えられます。ところで、このx2−x1やt2−t1はそれぞれを表わしますが これらは簡単のためにそれぞれ△x、△tと記述されます。つまり

       △x   x2−x1
   v = ---- = --------
       △t   t2−t1

というわけですが、この△を使った表現に慣れましょう。

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6.まとめ

 
 光とは何? 真空とは?

   ↓ → 物理実験 → ニュートン力学、量子力学、新理論

 マイケルソン・モーレーの実験

   ↓

 光速不変の仮定

   ↓   ※思考と数学処理

 ローレンツ変換 → 相対論の変な世界 → 相対論の見直し → 新理論 

 あなたは今コンピューターの前にいますが、頭上の光速ロケットの搭乗員は あなたはまだこれからコンピュータの電源を入れるところだと主張します。 それは地上からロケットまで光が到達するのに時間がかかるからという見かけの話ではありません。 このような奇妙な結論が相対論では矛盾なく成立します。
 子供の頃の理科の時間は実験や観測などを通して自然を理解できました。 数学を駆使したり、思考による実験という様なスタイルで探求しようとはしませんでした。  ニュートン力学、電磁気学、量子力学、光学、などは 全て観測事実から物理法則として発展し、私達の生活に利用されています。
 相対論は、物理的な意味の探求以上に、思考実験や数学で議論され、 現在のところ素粒子分野などがうまく説明できており、正しいとされています。 相対論の教科書はどれもワンパターンですが、 このホームページを見て寄せられるメールの中には 別の見方や基本原理をベースとした理論の紹介なども専門の方から頂きます。 こういった新しい発想にはまた別の新たな発見につながることでしょう。

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