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愛知県 がれき処理で新施設整備
3月24日 6時34分

愛知県 がれき処理で新施設整備
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東日本大震災で出たがれきの受け入れを進めるため、愛知県は、新たに仮置き場や焼却施設などを1か所に集めた施設の整備を決めました。
愛知県によりますと、受け入れのために施設を新設するのは、全国でも初めてだということです。

被災地のがれきの広域処理を拡大するため、政府は、すでにがれきを受け入れたり、受け入れに前向きな姿勢を示したりしている自治体を除く、合わせて45の道府県と政令指定都市に、受け入れを要請する文書を送付しています。
受け入れにあたっては、各自治体ともがれきの安全性について住民の理解を得るのが課題になっていて、こうしたなか、愛知県は、県が所有していた産業廃棄物の最終処分場の跡地に、新たに施設を整備することを決めました。
広さはおよそ53ヘクタールで、敷地内に、がれきの仮置き場と焼却施設、それに最終処分場をすべて整備するということです。
完成すれば、焼却前のがれきで50万トンの受け入れが可能になるということで、愛知県は、この夏をめどに、まず仮置き場の整備を終え、受け入れを始めていきたいとしています。
愛知県によりますと、受け入れのために施設を新設するのは、全国でも初めてだということです。

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