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今回ご紹介する万年筆は、プラチナ萬年筆製のBelAge(ベラージュ)です。このペンは僕が初めて所有したペンで、ガマ兄さんから頂いたもの。この貰い物が、僕が万年筆に所得を奪われる原因となりました…まさに、タダより高いものはない。 ステンレス製ヘアライン仕上げの胴軸に、黒のクリップと首軸・尻軸。ペン先は14K-WGと、シャープな印象を受けるこの
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1979年型BelAgeは、通産省(当時)のグッドデザイン賞を受賞しました。 僕はかつてこのペンで大学の論文の構想を練り、現在は職場で常用しています。ステンレス製の軸は頑丈な上、ヘアライン加工のおかげで多少の小傷も気にならないので、乱雑なデスクの上でも気兼ねなく使えるのが良いところ。
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貰った当初はゴリゴリした書き味でしたが、ひたすら使い続けて早1年半。今はなかなかの書き味を提供してくれています。 インクは同じくプラチナ萬年筆のカーボン・インクを使用中。長期保存しなければならない文書も扱う職場なので、耐光性・耐水性に優れたこのインクは重宝。さらには、粘度が高いので滑るような書き味に変えてくれます。もっとも顔料インクであるために、ペンの内部で固まらせてしまうととんでもないことになってしまいますが… ところでこのペン、以前は別のインクを使っていたのですが、そのときは首軸先端の金属部分と樹脂部分の境目からインクが漏れてきていました。このこと自体は万年筆を使っていれば多かれ少なかれあることなのですが、カーボン・インクに変えて
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からはぱったりとインク漏れがなくなりました。このことから「インクの粘度が高いとインク漏れがなくなる(もしくは減る)」という仮説を立てていますが、数を試しての検証もできないので今のところ真相は闇の中…。
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このペンの字幅は中字。よく「使いどころがない」「面白味がない」と言われる字幅ですが、7mm罫のノートや職場で使う付箋紙にはなかなか丁度良く書けます。 当時の定価は5000円で、ターゲットは若年層。決して高級ラインではないペンですが、筆記具としてのパフォーマンスは上々です。この先も職場でプライベートで活躍してくれることでしょう。
Posted by カーボン
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