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福島事故後でも「原子力は唯一の温暖化対策」、業界トップ

  • 2012年03月23日 19:28 発信地:ソウル/韓国
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独グラーボー(Grabow)の草原に核廃棄物の貯蔵への反対を示すため置かれた、放射能標識を描いたドラム缶(2011年11月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHANNES EISELE

【3月23日 AFP】原子力関連企業などが参加する「世界原子力協会(World Nuclear AssociationWNA)」のジョン・リッチ(John Rich)理事長は23日、韓国・ソウル(Seoul)で開かれた原子力業界会合の基調演説で、福島第1原発事故後も、温暖化を食い止める唯一の現実的な手段は原子力しかないと述べた。

 リッチ理事長は、原子力はエネルギー安全保障と環境保護の双方を「同時に世界規模で実現できる唯一の手段」だと発言。気候変動とそれに伴う脅威の阻止に必要なのは「国際的なクリーンエネルギー革命にほかならない」としたうえで、「この変革は原子力を中心に据えてのみ実現可能であることを、現実的な解決法を求める人々は知っている」と述べた。

 また、各国政府に対し、二酸化炭素排出にはペナルティを科しクリーンエネルギーには大規模投資を行うなどの方法でエネルギー企業にインセンティブを与えて、「あらゆるクリーンエネルギー技術の一般化を進める」よう強く要請。「原子力は、そうした市場において繁栄し、他のどのようなクリーンエネルギー技術をも超える規模で、有益なエネルギーの恩恵と環境安全保障をもたらすだろう」と語った。

 23日の会合には、36か国から約200人の専門家や業界関係者が出席し、核物質と原発の安全性を確保する手段や、核関連機密情報のテロリストへの流出阻止などについて協議した。26、27日には同地で、53か国が出席して核安全保障サミットが開催され、核テロ脅威対策を話し合う。(c)AFP

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