できごと【衝撃事件の核心】摘発! 不法韓国人運ぶ闇夜の「日韓シャトル便」+(1/6ページ)(2012.3.24 12:00

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できごと

【衝撃事件の核心】
摘発! 不法韓国人運ぶ闇夜の「日韓シャトル便」

2012.3.24 12:00 (1/6ページ)westナビ
集団密航事件の端緒となる不法在留者を摘発した大阪府警生野署

集団密航事件の端緒となる不法在留者を摘発した大阪府警生野署

 闇夜をついてプレジャーボートで不法入国し、入れ替わりに不法出国者が韓国に向けて船出した-。大阪府警が第7管区海上保安本部(北九州市門司区)などとの合同捜査により、入管難民法違反容疑で7人を逮捕した韓国人の集団密航事件。あるものは日本でのビジネスをもくろんで、またあるものは韓国内にいる親族と会うため、「違法な船旅」を選択したという。法を犯して出入国するために取った手口は、人目につきにくい深夜に実行し、洋上で合流。日本側の受け入れ役がレンタカーで「輸送」するという、周到に計画されたものだった。

 

ヘッドライトが合図

 平成23年7月1日午前1時半ごろ、山口県下関市豊浦町にある小串(こぐし)漁港。雨音が響く真夜中の海へ向け、車のヘッドライトが二度、三度とパッシングされた。ボートの接岸場所を知らせるシグナルだった。

 レンタカーで出迎えた名古屋市中区新栄のホステス、梁英美(ヤン・ヨンミ)被告(46)=同法違反(密航者収受・輸送)罪などで起訴=が目をこらす中、姿を現したのは、全長約5メートルのプレジャーボート。狭い船内には、名古屋市東区代官町の無職、鄭舜晧(チョン・スンホ)被告(42)=同(不法在留)罪で起訴=ら6人がひしめき合うように乗り込んでいた。

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集団密航事件の端緒となる不法在留者を摘発した大阪府警生野署
集団密航事件の端緒となる不法在留者を摘発した大阪府警生野署

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