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ガザの子ども“震災復興へ思い届け”3月19日 3時44分
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東日本大震災の犠牲者を追悼し復興への願いを表そうと、パレスチナ暫定自治区のガザ地区の子どもたちおよそ1000人が、18日、一斉に日の丸などを描いた手作りのたこを揚げました。
このたこ揚げは、パレスチナのガザ地区で地元の国連機関が企画したもので、会場には日本政府の支援で建設された学校で学ぶ小中学生などおよそ1000人が参加しました。
子どもたちは、まず、東日本大震災の犠牲者に黙とうをささげたあと、一斉に日の丸や「JAPAN」などと書かれた手作りのたこを揚げて復興への願いを表しました。
このイベントは当初、震災から1年になる今月11日に実施される予定でしたが、イスラエル軍によるガザ地区への空爆で治安が悪化していたため延期されていました。
ガザ地区ではイスラエルによる経済封鎖で苦しむ子どもたちに希望を持ってもらおうと、3年前から国連機関が大規模なたこ揚げのイベントを開催しています。
参加した男の子は、「日本の人々は経済封鎖で苦しむ私たちを支援してくれています。きょうは私たちが困っている日本人を支える日です」と話していました。
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