(2012年3月23日 18:20)
福岡県議会は、東日本大震災で発生したがれきの広域処理の受け入れを県に促す決議案を23日、本会議で可決しました。
この決議案は、県議会の自民党や民主党、県政クラブ、公明党、緑友会によるもので、県知事に対しがれきの早急な受け入れを、処理施設を持つ県内の市町村に要請するよう求めていました。
2月定例県議会最終日の23日、この決議案は提出され、即日可決されました。
震災がれきの受け入れを促す決議は、北九州市議会をはじめ、福岡県内でも相次いで可決されています。
ただ、国はがれきに含まれる放射性物質についての明確な基準や、がれきの輸送方法、安全確保策などをまだ示していません。
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