NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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１万人署名の高校生　韓国へ

核兵器廃絶への署名を集めて毎年国連に届ける活動をしている高校生たちが、韓国で開かれる非核・平和大会に参加するため３月２３日朝、韓国に向けて出発しました。長崎の高校生を中心に核兵器廃絶への署名を集めて毎年国連に届けている「高校生１万人署名活動」では、高校生たちが、韓国に住む被爆者と交流を深めるため毎年韓国を訪問していて、１０回目となることしは、長崎をはじめ、広島や神奈川など県内外の高校生２４人が被爆者３人とともに２３日から韓国を訪れることになりました。ＪＲ長崎駅で行われた出発式で、長崎市の活水高校２年の惣島若菜さんは、「韓国の被爆者から原爆の被害をしっかり聞き、交流を通して平和活動を深めたい」とあいさつしました。
また、被爆者の井黒キヨミさん（８６）は、「高校生と一緒に参加できてうれしく思います。核兵器廃絶や戦争のない平和な世界を築きたいという思いを韓国の被爆者と分かち合いたい」と話しました。一行は２３日と２４日、韓国のハプチョン（陜川）で開かれる非核・平和大会に参加するほか、長崎や広島で被爆して現在は韓国に住む被爆者から被爆体験を聞いたり、現地の高校生たちと署名活動をしたりする予定です。
一行は、２６日に帰国し、２７日に報告会を開くことにしています。

03月23日　11時20分

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