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2012年3月23日(金) 19:14 |
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殺人などの罪、中国籍の男に判決
知人の女性を殺害し、性的暴行を加えた罪などに問われている男の裁判員裁判で判決です。 中国籍の被告に対し、岡山地方裁判所は、懲役22年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、中国籍の崔力峰被告です。 判決によりますと、崔被告は去年4月、岡山市東区の民家で知人の女性の首を絞めて殺害した後、性的暴行を加えたとして、殺人などの罪に問われていました。 裁判員裁判で、被告は殺人について認めていますが、被害者を殺害する時に性的暴行を加える意志があったかどうかが、刑の重さを決める争点となっていました。 23日開かれた判決公判で、岡山地裁の田尻克巳裁判長は、検察の調べから、被告が被害者を殺害する時に性的暴行を加える意志があったことは認められるとし、犯行内容は悪質で、動機は身勝手であるなどとして、懲役22年の有罪判決を言い渡しました。 判決を受け崔被告の弁護人は、「控訴するかどうかは本人と相談して決めたい」と話しています。
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