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2012年3月23日(金) 19:14 |
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豊島産廃処分、大津市長が香川に
香川県が豊島の汚染土壌を、滋賀県大津市にある施設で処理する計画を立てていることに対して、大津市の市長が香川県知事を訪れ、香川県の事業に理解を示す一方で、地元住民の理解を得られていない現状で汚染土壌を持ち込まないよう要請しました。
滋賀県大津市の越直美市長は23日、香川県知事を訪れ、豊島の汚染土壌を大津市の施設で処理することについて、地元住民が反発してる現状を知事に伝えました。 この問題は、香川県が豊島の汚染土壌を滋賀県大津市の施設へ移し、水で洗って処理する水洗浄処理を計画しているのに対して、大津市の地元住民が有害物質を完全に洗浄することは困難で、琵琶湖の汚染につながるとして、計画の中止を求めているものです。 香川県の浜田知事は大津市の越市長に対して、「水洗浄処理は安全な技術で大津市の業者は現在、近畿地方の重金属を処理している」と述べました。 香川県は水洗浄処理の検査体制を強化することなどを地元住民に説明したいとしていて、大津市もこれを住民に伝えると答えました。 この問題を巡っては、大津市の住民が計画の中止を求める公害調停を申し立てています。
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