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【プロ野球】

ブラ右翼、城島一塁、金本左翼 虎“奥の手”オーダー

2012年3月24日 紙面から

◇阪神 3−3 オリックス

 阪神・和田監督が“奥の手”の布陣をテストした。内野手のブラゼルを初めて右翼に起用し、ポジションが重なる一塁・城島、左翼・金本の3人全てをスタメンに連ねる超攻撃型オーダーを編成。そのブラゼルが、8回の同点打など2本のタイムリーを放つなど打線復調の兆しが見えた。

 和田監督は「これもオプションの一つとして持っておきたい。(左太もも裏筋挫傷の)マートンが戻ってくるまでは、やりくりをしないといけない。試すといっても、これから試すことは本番であり得ることをやっていくので」と、本番でも「右翼・ブラゼル」があることを示唆した。

 米国マイナーリーグ時代は左翼経験があるが、右翼は5試合くらいしか守った記憶がないというブラゼル。それでも「自分としては一塁も左翼も可能性がある。同時にやっていく可能性があると思っています」と前向きだ。

 肩のケガから復活を目指す左翼・金本と慣れない右翼・ブラゼルの併用によって総合的なディフェンス力は落ち、時には危険な賭けになるかもしれない。それでも、一番の課題である貧打は解消できる布陣。1週間後の開幕戦でも、この日の超攻撃型オーダーで臨む可能性はありそうだ。 (中谷秀樹)

 

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