2012/3/15

根室へ行って来ました  喰いだおれ

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JL1147(羽田13:05→14:40釧路)

新鮮な魚介類(私の場合蝦蟹が嫌いなので大したことないですが)を求めて根室に行って来ました。

本当の渡道の目的は茂木さん夫妻や増田さん、白石と「C11湿原号飲み鉄」かな・・・とも思いますが、それに負けずに重要と位置づけているのが「根室宴会」です。

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空弁は如何にも私らしいモノを選んでしまいました。

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まあまあです。 55点!

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綺麗に揃った綿雲を越えて順調に飛行。

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釧路たんちょう空港へ到着しました。

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バスで市内へ向かいます。 ¥910也。

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新釧路川を渡り、

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東側から回り込んで釧路駅へ、しかし我々は此処で降りずにフィッシャーマンズワーフまで乗ります。

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今夜の宿「ラビスタ釧路川」にチェックインし、荷物を置いて釧路駅に向かいます。

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軽くて雪が付きにくい新型信号機です。

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C11湿原号運転で少しですが盛り上がる釧路駅です。

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我々が乗るのは根室行(5番線)です。

一方石勝線は未だに復旧して居らず、【スーパーおおぞら】は一部運休、一部は南千歳からバス代行で新夕張⇔釧路の運転になっています。
http://pucchi.net/hokkaido/newstopics/201202jr.php

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16:28発5637D

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キハ54-514です。

鹿が年中ぶつかるようですがカウキャッチャーが無くて大丈夫でしょうか。

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所要2時間31分、運賃¥2,420です。

135.4km 表定速度は53.8km/hです。 (途中交換の厚岸で13分停車)

特急【オホーツク】旭川〜網走の表定速度が60.7km/h〜63.4km/hですから結構一所懸命走る鈍行列車なのです。

東京から135.4kmだと沼津と富士の間、原と東田子の浦の間です。
東京5:20発321M(373系)が東田子の浦7:50、所要時間ほぼ同じですね。

上野から津久田と岩本の間、或いは横川のちょっと先という距離です。

根室は観光客が厚岸→霧多布→(厚床)→風蓮湖→根室標津(空港もあります)→→知床と通過しがちな場所(根室半島の中央)にあり、わざわざ目指していかなければなかなか行く機会が無い街です。

何十回も北海道を旅行した人でも行かずに終わる可能性がある町です。

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割合お客様が乗っています。

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なかなか笑えるJR北海道の広告。

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16:33【スーパーおおぞら5号】到着です。

発車時刻は過ぎていますが、「遅れ」の定時15:44着【スーパーおおぞら5号】の連絡を待って発車です。

南千歳→新夕張間の特急列車と(高速道路があるとは言え)代行バスの所要時間の差がこの遅れだと思います。

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釧路川を渡ります。 約8分の遅れで発車しました。

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別保〜上尾幌14.7kmの山越え・・・そろそろ上尾幌です。

烈しく警笛を鳴らし、何度も停車しながらの山越え、エゾシカが跳梁している様なので車内宴会を切り上げてかぶりつきにやってきましたが、もう山を越えたところだったようで残念です。

エゾシカが跋扈する次の峠越えはずっと先、別当賀〜落石10.3kmです。

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上尾幌17:04、定時なら16:56発の5636Dキハ54-522が交換発車して行きました。

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厚岸17:32、17:31発5638D(キハ54-516かもしれません)が交換発車して行きました。

この5638D交換待ち時間が少なくなっただけで遅れは取り戻しました。

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程々酔っぱらって良い気分です。 定番;道内時刻表です。

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その中の広告に「鉄子」ですか・・・時代は変わった!

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別当賀〜落石で鹿の群が走行中の列車の前を横切ります。

最初の一頭は余裕ですが、追尾して動く群の最後の方は「あわや」という事の連続です。

ムービーを持ってこなかった事を大変後悔しています。

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日本最東端の駅「東根室」です。

根室本線は南側から東に出て反時計回りに大きくカーブして根室市に入ります。

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根室に到着しました。

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根室駅はやや町外れにあり、タクシーがせいぜい2台しか待っていません。

万一出払うと次の一台が来るまで大変時間が掛かります。

今日も根室ベテランの白石さんが根室駅前にタクシーを予約して待たせています。

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予約は大正解でした。 「浜作」に到着しました。

http://maps.google.co.jp/maps/place?hl=ja&rlz=1T4ADRA_jaJP428JP428&um=1&ie=UTF-8&q=%E6%B5%9C%E4%BD%9C%E3%80%80%E6%A0%B9%E5%AE%A4&fb=1&gl=jp&hq=%E6%B5%9C%E4%BD%9C&hnear=0x5f6c2f75246e6db5:0xa0bcd05bc68f9a4e,%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E6%A0%B9%E5%AE%A4%E5%B8%82&cid=18151276391608250400 

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「浜作」は我々の仲間が4年程前、タクシーの運転手に聞いて「美味しい店」として連れて行かれたのです。

タクシー運転手の情報は価値が高い事が多いです。 中国でもそうです。

http://loco.yahoo.co.jp/place/203fe4ee620da7919dc4e86f5f2d65908de07a7d/

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上階では宴会中ですが、一階には地元の「お一人様」のお客様が多いです。

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手書きメニューです。 メンメに値段が付いていて!安い!!

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長嶋茂雄の色紙です。

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まずは海鮮鍋

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お刺身盛り合わせとししゃも

このお刺身の美味しかった事!! 根室に来て良かった。

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サラダ

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あぶらぼうず西京焼。 なかなか凄い!

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%BA

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獲れたての“ホテイウオ”です。

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全く脂っこくないゼラチン質の体と子がたくさんです。

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ごっこ汁にして頂きました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%83%83%E3%82%B3%E6%B1%81

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こは面白い食感でしつこくない!美味しかったです。

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ぺろり

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最後のお茶漬け・・・・とよく見るとお茶漬けと天丼の値段が同じです。

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それを見たらやはり天丼でしょう。 (少し反省しています)

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根室駅に戻りました。

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駅員は居ません。

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日本最東端の街にようこそ。

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発車を待つ3642D快速〔ノサップ〕

21:10発 23:20着所要2時間10分 表定速度62.5km/h

表定速度は特急【オホーツク】石北本線区間の標準くらいです。

花咲線(根室〜釧路間の根室本線)は速度が高くてスジ通りに走らせるのが大変で3年以上経験した運転士でなければ乗務できないそうです。

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我々だけの貸し切り列車です。

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ドアが閉まりいよいよ発車、根室よさらば。

根室宴会は第3幕に入るわけです。

でも残念、往路ではあれほどエゾシカ天国だった落石〜別当賀では直前横断はありませんでした。

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浜中は漫画家モンキーパンチの出身地で其処此処にキャラクターが居ます(銭形警部は隣駅茶内に居ます)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%81

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厚岸で交換の5643D(根室行き最終0:02着)を待って7分停まります。

此処からお客様が2人乗車してきました。

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キハ54の面構えです。

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扇風機にはJNRマーク。

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上尾幌〜別保の山越え、立派なツノを持った牡鹿が真っ直ぐ進行方向に逃げ、大きな音と共にど真ん中で轢いてしまいました。

カメラは咄嗟で焦点が合わず残念!

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轢いたエゾシカを確認しに走る運転士さん。

最終〔ノサップ〕は乗客ゼロのことが多く、山中でただひとり暗闇の中で鹿の屍体を確認する作業はとても怖いそうです。

今日はせめて乗客4名が車内にいます。

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ど真ん中に巻き込んだと思った鹿ですが右側に弾き出して屍体になっていました。

運転士さんは車体に異常がないか見回りゆっくり走らせ、ブレーキ確認をして徐々に速度を上げて走り出しました。

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釧路駅に少し遅れて到着、早速車両に異常がないか再チェックです。

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血が付いていると思いきや爪の先ほどの異常もありません。 ジャンパーを吊る鎖を含め触った痕跡全く無しです。

カウキャッチャーが無い代わりにスノープラウが付いているので巻き込む心配はないのです。

道内では自動車が年中鹿と衝突します。 鹿と衝突した自動車はぺしゃんこになり、鹿は走って逃げていくそうです(時折鹿はびっこを曳いたという話はありますが)

鹿が危ない程の速度でぶつかると200kgの体がフロントウィンドウを破って運転者が危ないそうです。

(自動車と鉄道の大きさの違いを強く感じる話です)

鹿が事故に逢って可哀相という発想は絶対無いそうです。 人間が可哀相なだけだそうですがとてもよくわかります。

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“ラビスタ釧路川”に帰って温泉大浴場で暖まって寝ます。

半日としては実に強烈な半日でした。






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