2-3上杉リークス:「オフ」で話す政治家とオフ懇に応じない政治家
上杉隆氏(フリーランス) 第一弾 「上杉リークス」週刊ポスト2012年 1/1・6合併号
---- 一部の引用開始----
私は,2011年12/31でジャーナリストを無期限休業する.
元ジャーナリストになる私は,この不健全なメモを公開し記者クラブの是非を問う. 来年早々,さまざまなメディアでこのメモを分散して公開していく.
私の身の安全を守る意味でも,
官報複合体(官僚・財界・政治家・メディア)が
ソース(メモ提供源)に悪事をしないために
長い準備を経て行う決断だった.
米外交当局の公電を暴露したウィキリークスに対し
私のは,官報複合体の恥部を晒すものとなるだろう. このメモ公開は,記者や政治家の個人攻撃を目的としない. 日本のメディアシステムの不健全さを日本の皆さんに問うもの. 記者クラブ問題や官房機密費問題を追及してきた「週刊ポスト」で 最初にごく一部を公開することにした.
政治家や官僚は,オンとオフを使い分ける. 記者もそれを判っていながら,表の会見だけを記事にする. 私が日本の記者会見を「茶番」と言ってきた理由はここにある メモを見ると「オフ」で話す政治家と,そうでない政治家に2分される.
小沢一郎氏や岡田克也氏,原口一博氏などは,ほとんどオフ懇に応じない.
記者会見をオープン化してきた政治家にとって 記者クラブの番記者相手にオフ懇をやることは, そこに入れないフリー記者や海外メディアに対してアンフェアだと考えているからだ. 菅政権当時,最も多くオフ懇を行ったのは仙石官房長官だ
彼は,後藤田正晴や野中広務氏と同じように番記者をコントロールしようと目論んでいた. 2010年12/28 番記者との忘年会で 小沢氏が政倫審に出席するニュースが舞い込んだ. 小沢氏と対立していた仙石氏は
「俺の言った通り(笑顔) 政治は一寸先は闇だから.一寸先は台風一過」
わざわざ良い意味の諺に置き換え「明るい話題」であることを強調していた. 2011年1/14は,翌日65歳の誕生会が番記者によって開かれ,仙石氏はご機嫌だった.
記者:解散はないか?
仙石:解散なんてしないよ.307議席持っていたら 世論がどんなに非難しようと解散しないよ. そのとき誰が総理か判らないが,支持率が下がろうと権力持っている方が強いんだ
簡単に手放すなんてしない. ----引用終わり---- |
櫻さんの所から伺いました。
週刊ポスト買ってみようと思います。ありがとうございます。
2011/12/28(水) 午後 0:29