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取水口付近の海水 濃度上昇続く3月23日 22時38分
東京電力福島第一原子力発電所の2号機と3号機の取水口付近で22日に採取された、海水に含まれる放射性物質の濃度は、2日続けて前の日を上回りました。
福島第一原発の周辺では、東京電力が、去年4月と5月に海水から高い濃度で放射性物質が検出された2号機と3号機の取水口付近などで、海水の測定を行っています。
22日、2号機の取水口付近の海水から検出された放射性物質は、ともに国の基準を下回り、1cc当たりで、セシウム134が0.045ベクレル、セシウム137が0.066ベクレル検出されました。
また、3号機の取水口付近では、セシウム134が基準の11倍の0.65ベクレル、セシウム137が基準の9.6倍の0.86ベクレル検出されました。
2号機、3号機付近ともに、2日続けて前の日を上回りました。
一方、21日と22日に福島第一原発周辺の沿岸と沖合の合わせて10か所で行った調査では、4か所で放射性セシウムが検出されましたが、国の基準を大幅に下回りました。
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