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大飯原発 安全委の評価に抗議3月23日 17時2分
福井県にある関西電力大飯原子力発電所のストレステストについて、国の原子力安全委員会が一定の評価をする見解をまとめたことを受けて、原発の運転再開に反対する人たちが抗議活動を行いました。
東京・霞ヶ関の中央合同庁舎の前には、原発の運転再開に反対する人たちおよそ10人が集まり、「STOP!原発再稼働」と書かれた横断幕を持って、「福島第一原発の事故原因すらはっきりしていないのに、ストレステストを行って原発の再稼働を決めることは断じて認められない」と訴えました。
一方、安全委員会の会議が開かれた庁舎の会議室では、傍聴していた原発の運転再開に反対する人たちが「ストレステストの2次評価を行っていないのに、なぜ安全性を確認できるのか」と大きな声で訴え、会議を中止するよう求める場面もありました。
このあと、会議が終わると男性2人が机を乗り越えて傍聴席から会議場に入り「こうした結果を基に政府が運転再開を判断するのは無効だ」と訴え、退室した委員に会わせるよう職員に詰め寄り、会場が一時騒然となりました。
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