掲示板一般論
- 閲覧者の立場として、一般的に掲示板やBBSや会議室やフォーラムなどと呼ばれる場所でとにかく守った方が良いことです。
その掲示板の独自ルールを守りましょう。
- 例えば「敬語禁止」などの独自ルール(ローカルルール)がある場合は、だいたい掲示板の入り口や、サイトのどこかに書いてあります。そういった所は、一度は目を通しておくとトラブルが防げます。
ネットマナーだとかネチケットだとか色々ありますが、結局はある掲示板においてはその掲示板の管理人の言っていることを守らないと、管理人に嫌われます。そして、管理人に嫌われた場合、レスを付けてもらえなかったり投稿が削除されたりするので虚しくなるでしょう。
独自ルールは直接リンク禁止だったり、宣伝禁止だったり、あるいは管理人以外のレス付け禁止だったり色々ありますが、よほど妙なものでない限り守った方が良いでしょう。もちろん、同人系には「妙な」ルールもかなりあるのですが…。
一般的でなさすぎる妙なルールの場合は…よほどそのページが気に入ったのでもなければ二度と近寄らないのが結局は無難かも知れません…。忠告などしても、荒らしと思われるのがオチです。
その掲示板の雰囲気が自分自身に合うかどうかを確認しましょう。
- 殺伐と論争しているところに、論争嫌いな人が書き込みをしてもお互いに不幸なだけです(逆もまた然り)。
掲示板を訪れても2、3回くらいは読むだけにする(ROMする)のが無難です。そして、書き込みたいなと思った場合には、過去ログもある程度読むようにして下さい。(管理人がレスしてくれる人かどうかを見極めたりする為)
自分や他人のプライバシーを公開しない。
- ネットは危険であぶないので、色々と用心するべきです。
まず、普通の掲示板では、個人情報、特に本名・住所・電話番号(及び電話番号を利用したアドレス)は絶対に書き込んではいけません。中高生の場合、学校名を書き込むのもあまり良くないでしょう。自分以外の個人情報も同様です。
更には、最近では凝ったウィルスが多く、メルアドを書き込んだだけで全く関係ない人からウィルス付メールが送られてくることも多々ありますので、掲示板でメルアドを書き込む場合はウィルス対策ソフトをインストールしておくか、あるいは(プロバイダのメールアドレスではなく)いつ捨ててもよいようなアドレスを利用すると良いです。「Webメール」(ブラウザ上で読み書きするメール)がウィルス対策上ではお勧めです。「Hotmail」が一番有名ですが、他にも色々なサイトが提供しているので、自分が使いたいアカウントが取れる所を選ぶと良いでしょう。
読む相手がいることを想定して書く。
- 特に決まった相手がいない場合でも、掲示板の書き込みは「誰か」に向けるつもりで書いて下さい。それによって、本来文章が下手な人でもわりと読みやすい・読まれやすい文になります。
さらに、極力、読んだ人が読んで良かったと思えるような内容にしましょう。書き込む前に自分自身でその内容を読み返してみて、面白いかどうかなど検討してみてください。
そんなわけで、個人日記的な話(例えば今日学校で○○があった、など)は、基本的には他の人が読んでもあまり面白い内容ではなりえないので、絶対必要な近況報告でない限り、リアル世界での友人以外の掲示板では避けましょう。日記のような書き込みは俗に「日記カキコ」などと呼ばれ、かなり嫌われます。日記を書くならば自分でサイトを持ちましょう。
もちろん、日記以上に全く内容のない書き込みも、読んだ人がげんなりしますし返答にも困りますので歓迎されません。避けましょう。
できるだけ仲良くしましょう。
- 「馴れ合い」はみっともないですが、だからといって仲良くしない必要性もありません。基本はフレンドリーを心がけましょう。
一方で、ネット上には殺伐とした掲示板もあります。殺伐とした所に馴れ合いを持ち込もうとすると、嫌われます。場の雰囲気は読む力が重要となってくるわけです。
追加書き込みはレス機能を活用する。
- レスが付けられるツリー形式やスレッド形式の掲示板では、同じ話題に関する追加書き込みはレス機能を活用すると便利です。
顔文字や「(笑)」、「!」「?」などの記号の多用はしない。
- これらをウザいと思う人、実は多いです。
例えば顔文字、「2ちゃんねる」などで多く使われる(;´∀`)といったのはもちろん、(^_^)といった顔文字でさえも「嘲笑」の意味に取られることがあります。
( ̄▽ ̄)ノ_彡☆バンバン!
みたいな長い顔文字になると特に嫌がる人も多いです。他に使っている人がたくさんいるのならばともかく、初めての場所ではやめましょう。(ワタシもバカにされているようで嫌いです…)
どうしても使うならば
- 初めまして〜(^_^)
程度が無難です。
さらに、(笑)や(涙)も…文中に大量に紛れ込んでいると文章が読みにくくなります。また(爆)や(死)はオタク系ページ以外では「何コレ?」と思われる可能性があります。(一般的な本などでは「(笑)」くらいしか用いられません)
「ヘタな絵でスイマセン〜(じゃあ描くな)」といった感じの自虐的なセルフツッコミも、あまり好まない人がいます。冗談として受け止めない人もいるので、特に真面目な議論をしている掲示板などでは使わない方がいいでしょう。
また、「!」や「?」は1個あれば気持ちは十分伝わりますので
「困っています!!!!」 「どうして???」
なんて書き込みは避けましょう。嫌いな人も多いようです。
顔文字や記号の多用は、書き込みの好感度を下げる原因にもなりかねませんので注意しましょう。これらはワンポイントで使うのが一番です。
俗語、業界用語、同人用語はTPOをわきまえて使う。
- 例えば同人用語で「ペーパー」「イベント」などありますが、コレらは一般の人にはまず通じません。また2ちゃんねる用語で「もうだめぽ…」なんて言っても判らない人には判らないです。
限定された世界でしか通用しない言葉は、一般的には自分の言いたいことをしっかり言う為には向いていないようです。例えば、本当に「不特定多数」の人が見る「無料ホームページサービスのサポート掲示板」や「パソコン関係の質問掲示板」などでは使うべきではありません。
ただし一方で、限定された場所で使われる言葉は複雑なことを一発で言い表すこともできるので、その場所や状況を考えて使えば良いのです。例えば同人系ページならば(普通の)同人用語を使ってもたいていは通じます。ミュージシャン関係のページならば、隠語などで十分通じることだってあります。
「不快に思われましたなら、削除して下さい」などと書くな
- 上にあげたもの以外にも「不適切な発言なら削除して下さい」などのバリエーションがあります。そもそもこういった文章自体が不快にさせるものであり不適切であることが多いので、そう書き込むくらいならばその発言自体しない方が良いと思います。
こういった文章はたいていは管理人への苦言か宣伝、または場違いの質問に付け加えられることが多いようです。特に多いのはマルチ商法のHPの宣伝なので、ワタシはそのイメージがよく浮かびます。そして、苦言の場合は、それを素直に受け止めてくれる人ならば不快に思わないものですし、批判自体を不快とする人ならば(こんな断り書きをしていなくても)さっさと削除してしまうわけで、この文章はあまり意味がないと思うのです(これはあくまでも個人的な意見ですが…)。
長文は比較的嫌われる
- 質問の回答以外では、掲示板での長文書き込みは嫌われる傾向にあります。
嫌われる理由は色々ありますが、そもそも読むのが面倒ですし、もし読者にとって無意味な内容ならば時間の無駄だったと特に嫌われます。
どうしても長文で「言いたいこと」があるならば、自分自身のHPを持った方がいいです。その方が嫌われません。
返事がなくても悲しまない
- 管理人やその他の人からレスがつかないことがありますが、それはよくあることなのであまり気にしてはいけません。発言を管理人が見落としていたり、またその発言が「レスのつけようのない」ものなのかも知れません。また、管理人がネットに来られなくなったなどで「放置」されているのかも知れません。
ただし、返事がないからといってもう一度同じことを書き込むのは出来るだけ避けた方が良いでしょう…(特にウザがられる元です)。
自分の価値観を押し付けない
- こんなマナーのページを作っといてなんですが、自分の価値観を人に押し付けると嫌われる元です。もし、ある掲示板の雰囲気が自分の価値観と合わないのならば、その掲示板には参加しないほうが皆のためです。
また、変な思い込みは捨てたほうがいいでしょう。たとえば「2ちゃんねるは便所の落書き」などといいますが、合う人と合わない人がいるだけです…。
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