気象・地震

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東日本大震災:大川小の校長が依願退職へ 宮城・石巻

津波で犠牲になった大川小児童の遺族らと向かい合って座る柏葉照幸校長(右端)=宮城県石巻市で2012年3月18日、須藤唯哉撮影
津波で犠牲になった大川小児童の遺族らと向かい合って座る柏葉照幸校長(右端)=宮城県石巻市で2012年3月18日、須藤唯哉撮影

 東日本大震災の津波で児童74人、教職員10人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校の柏葉照幸校長(58)が31日、依願退職する。県教委が23日、教員人事の発表に合わせて明らかにした。8日付で退職願を提出し県教委が受理した。

 柏葉校長は震災発生時、娘の卒業式のため石巻市外にいた。今月18日、遺族との話し合いで訓練の不備などを指摘され、「危機管理意識が低かった」と謝罪した。県教委によると、遺族らが求める震災発生時の避難対応などの検証には「退職後も必要な協力はする」と話しているという。【宇多川はるか】

毎日新聞 2012年3月23日 19時39分(最終更新 3月23日 20時52分)

 

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