2012/3/22

三保のスピノサウルス  東海・甲信越

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(発見!!! 「おぉ、コスモ!」と、独り言が自然と漏れた怪眼)

20日、急に予定が空いたので、
朝思い立って、午後には電車で静岡へ。


都合、ふた晩合計、30q以上は浜を歩き回ったかも。
とある怪魚を、拾いました(笑)
以後、「ミホ」と聞いたときに思い浮かぶものが、モデルの田中「美保」から、
「三保」(半島)に切り替わった。それくらい、刺激的な魚だったよ。
……存在そのもの(カッコよすぎる異形)や、
この季節に浜にあがる習性(?)も知っていたが、
「(生きた状態で)発見すれば、ルアーに食ってくる」
という怪情報をとある縁でゲット、その道の識者に追加情報を尋ねるに、
「ショアから釣れる深海魚(!?)である」と確信。
「見つければ、釣れそうだ」と、俄然やる気に!
海水温の低い冬は、
深海魚の旬(というか、比較的浅場に寄る)季節なのだそう。
待ちわびた春だが、春になればなったで、冬に戻ってほしいと思う……。

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(旅の夕めし。常連客を大切にし、メディア取材は断ってるそうなので店名は伏せる。
肉300gにナムル、焼き野菜、キムチ、カクテキ、ご飯&味噌汁おかわり無料で1500円。
2000円コースには、加えて分厚いタンが1皿つく)

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(仙台民もビックリの、驚愕の厚さ。20時で既に酔っぱらってた店主曰く、
「その日の気分で切っている」らしい。笑)

「とりあえずヒッカケINGでもいいや!魚体を見たい」と思いつつ、
夜にポイントを絞り、早朝サイトで……なんて妄想しつつ、
ドラドマン・マナブ(※関連記事参照)を誘って、
「酒飲みたいから」と鈍行列車でGO!したのだけれど、、
19時ごろ到着するも、知人が教えてくれた、
隠れた焼肉の名店(タン厚すぎ!)で食いすぎ、
浜辺に到着した20日夜(中潮)は睡魔に倒れてしまった。
(松林の中、寝袋1つで仮眠。夜の行動がメインなので、ホテルとる意味ない)
「このままじゃ、焼肉小旅行になっちゃいますよ!
でも、それだけでも来る価値があるかも、あのお店……」

とは、初日のみ同行のマナブの談。

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(マナブ。バスで移動中。10代の頃の旅を思い出すなぁ)

……明けて翌日21日(大潮)、残念、何の収穫もなくマナブが帰った後、
自分は日中はファミレスで仕事をしつつ、
引き潮に合わせ、今日は酒も飲まず、20時ごろから“ウォーティング”開始!
(造語。ミズ:ウォーターと、ウォーキングをかけたもの)
昨晩の「無」が嘘のように、歩き始めていきなり発見!

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(国内で発見した中で、最も過激な、ジュラシックな牙。
「パプアのウルヘリング(※関連記事参照)より過激かも!」
その怪なる魚の名は、『ミズウオ』という。水っぽい身に由来する)

生き物を探して集中していると、感覚が研ぎ澄まされてくるため、
わずかな物音に反応するようになる。
なんとなく違和感を感じ、「タヌキか!?」とライトを向けると、
20mほど先で、おそらくは東海大生が、スポーニングしようとしてた。
(寝ころび、股間を僕に向けた態勢のまま、やり過ごそうと固まってた)。
急にライトで照らされた小魚のように、
流木にでも擬態したいのであろうか、それとも動くタイミングを失ったのか、
M字のまま固まって動かなくなった♀。3秒ほど照射&鑑賞。
(人間:脚とパンツだと認識するのに、数秒かかった)。
そして、となりにもう一名認識し(スボン履いてるので、暗い中では見にくかった)、
状況が呑み込めた。
「おい♂、お前まで流木に擬態しててどうすんだよ! 情けねぇ」
と、ため息ひとつ、“ウォーティング”に戻った。
……春ですねェ(苦笑) ちなみに、白でした!

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(「スピノサウルスだ!!」と背びれを広げ、独り夜の浜辺で喜ぶ26歳。
釣れた際には、ヒレを広げ、カッコよく撮影したいので、
釣れる前としては異例の煽り更新……次回同行希望の友人は、メール頂戴ね。
“魚界のスピノサウルス”の称号は、バショウカジキではなくコイツにあげたい)

結論から言うと、今回、“釣る”ことはできなかった。
でも、魚体を確認したことで、モチベーションは大きく上がった。
想像してたよりかなりデカい&いかつい。
都合2個体“拾った”が、1個体目(写真の135p)を発見時、
嬉しすぎたため&そしてまだ新鮮だったため、
ナイフは持っていなかったけれど、ブヨブヨの身を鍵で捌いて生食。
(嬉しすぎると、食って血肉に換えたくなるクセがある)
“しょっぱいナタデココ”みたいだったよ!
ちゃんと旨味が感じられました。
胃袋にはまた別の深海魚が入っていることもあるそうなので、
楽しみに割いてみたけれど、この個体の胃は、空。
2個体目は、ナイフを持って戻った時には、波にさらわれて消えていた……残念。
自分で釣ったら、フルコースで食べてみることにしよう。

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(何の確証もないが、気分的に光ってた方がいいかなーと、
地元富山のルアチヌ・ホタルイカパターン応用。
小型ケミホタル「ルミ子」を装着。あと牙魚には、色んな意味で木製ルアー)

「(ホタルイカの身投げ等で使うような)やたら明るいライトを夜サイト用に、
日中用には偏光グラス(現在1個も所有してない)を用意してこなきゃ!」

新たな釣り、しかも150近い牙魚を、狙って釣れる(たぶん)のなら、
やる気もわくよね。
ちなみに、可能性は低いだろう思いつつ、
ルアーを投げながら歩いていたが、生命反応はゼロ。
ルアーマンも2日で5人しか会わなかった。
この時期の、この浜に、他の釣魚が回っていないのも、
ほとんど情報がない所以なんだろう(それが、オオニベとの違い)。
今シーズン中に、あと1回は……と思いつつ、
スケジュール的に自分にはほぼ無理かな〜と思っているので、
「後輩たちよ、誰か、頑張って確立して!そして僕に釣らせて!笑」

楽しかったなぁ。

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(昼は、「富士山を愛で、波音に心を鎮める時間。一応竿は出しておくけどね」
というカンジになる。暇を持て余し、人生の斜陽を歩くオジ様たちの背に、
「こんなにも自由な国(成熟社会)を作ってくれてありがとう」と感謝する)

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ちなみに明日23日は横浜Fショーで挨拶回り&カタログ収集(仕事用)、
&12時からは数時間、大事な打ち合わせ(数時間、電話に出れません)。
その後、バラエティ番組のロケハンで、羽田から最終便で再び秋田へ。
明日会場に行く方で、何か御用の方はメール(知人なら電話)くださいね。
夜は8時のフライトまでに空港に行かなきゃならないので、長居はできませんが……。



2012/3/19

あのタコは綾波レイが好きU  東北

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朝のニュース番組から打診があり、
武さんを誘って、秋田に行ってきた。


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(以前、当ブログでも紹介した、北国のおいしい珍魚、ゴッコちゃん。
決して良い状況ではない中、癒し的珍魚に和む武さん)

正式和名はホテイウオ。
市場でしか見たことなかったが、
初めて生きた、野生魚を発見&釣獲(by武さん)……美味しかった!
ちなみに、写真奥に写っていますが、
「あのタコは朝比奈みくるも好き」なんです! たぶん……。

※良く意味が分からない方へ。とある曲オマージュです。
関連動画@(あの娘は綾波レイが好き/銀杏BOYZ)
関連過去記事@(2年前の釣行「あのタコは綾波レイが好き」)
関連過去記事A(その足を餌につかった、「アナ子は綾波レイが好き?」)
 
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(中古屋で8500円もした1/4フィギュア。2年ぶりに使用)

美少女が怪物に襲われる(襲わせる)というシチュエーションは、
自分にはグッとくるナニカがあるわけで、
今回、浅場ではみくる(ノーシンカー)を酷使!
深場はテンヤに縛り付けたレイで狙った。
しかし、いかんせん状況は厳しく、結果レイ1匹、みくる2匹で、
残念、網タイツは上写真程度の破け方程度にとどまった!

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(撮影中、ではなく、襲われた水中動画を確認中)

「(メインの餌となっている)甲殻類っぽい手足形状」とか、
「(中でも好物の)カニっぽい赤色」とか、
「(釣り、としての創意工夫という意味で)キラキラテープ装着」とか、
そういう、「たとえ缶コーヒーで釣るにしても、ワンダ(赤色)を選ぼう」といった、
武さんがあえて、ギリギリのところで保っていた(と思われる)、
「ルアーフィッシングとしての最後の体裁」が、一線を超えてしまった。
青い防水デジカメ(オプティオ/W30)単体を襲ってきたときには、
(薄々感づいてはいたけれど)「あー、もう、なんでもいいんだ」と結論が出て、
「もう少し色々楽しみたかったよね(武さん)」と、ちょっぴり寂しくもあった。
そして、デジカメと同列にタコに抱かれたレイやみくるには、同情した(笑)

……明日にも「ZIP!」(読売テレビ)にて、放送予定です。
放送地域(関西2府4県+α)の方は、お楽しみに。


(武さん・Yさん>お疲れ様でした。“西海のUFO”ででも、再会しましょう!
ガイドはROKUZOUさんにお願いしました。そしてまた今週末、お願いします!?)

2012/3/13

イートングーシーダダ  近況報告(神奈川)

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(僕の知らない、こんな巨大ナマズが、まだ世界にいたなんて!)

3週間ほど、南国へ行ってました。

楽しいだけの旅ではなかったけれど、奇跡が起こった旅だった。
そして明後日から、今度は北国へ飛びます……。

2012/2/9

AQUA LIFE 3月号  メディア告知

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(AQUA LIFE 3月号。2月10日発売。詳細はコチラ)

久しぶりに、熱帯魚雑誌に寄稿させていただきました。
何の魚について書いたかは、読んでからのお楽しみ!


2012/1/30

深怪魚ウィークエンド  近況報告(神奈川)

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(なんじゃこりゃ〜!! “三浦カッショーロ”と命名!
2012年初野生魚が、名も知らぬ魚で本当にうれしい。いい年になりそう!)

深海アタックUに、仙台からも友人2名到着!
しかし大荒れ&出船不可。部屋の裏、三浦半島の小磯へ。


ルアーにまとわりつくような感覚があったので、軽くアワせると、
ギンポのような魚が上がってきた。
「変なん釣れたぞ〜」と友人に声をかけ、見せに行くと、
なんと! その魚は口を「カ〜ッ!!」と、
しかもすごい角度に空けて威嚇したのである。たまげた。

「ヤバいっすね、この牙! カショーロみたいに、収納スペースもある。
小塚さん……なんか、XPODみたいっすね。コイツ」

(※XPOD:エクスポッド。メガバス社の、可変リップ機構が搭載されたルアー)

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(左:“三浦XPOD”……笑、右:メガバス製XPOD)

比較的高水温の水中から上げられ、
寒風にひきつけを起こしているのかと思ったが、
何気なく指を近づけると「ガブッ!!」と噛まれた。

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(サイズも、こんな感じだ。デカい魚じゃないよ。笑
名前がわかる方、教えてくださーい!)

「なんかヘビみたいっすね。……小塚さん、めっちゃ血でてますよ!!」
「もしかするとヒルみたいに、血液が凝固しない成分を注入されたか?」

そんな成分を注入する魚の話は、聞いたことがないから、
止まらない血がやたら嬉しかった!(15分ほどで止まった)
キャーキャー写真を撮っている間に弱ってしまったが、
コイツ以外には、魚は釣れていなかったので、
スーパーの袋をさがして持ち帰るのもめんどくさい。
その場で、愛をもって、踊り食いをした。
……月曜日現在、僕がこのブログを更新できている時点で、
毒魚ではなかったと思われる。
「頭だけでも乾燥剥製にすればよかったかな?」と、今思う。

……なんとなくこれで満足した(実釣30分ほど)僕らは、
茅ヶ崎にあるオッサン家へ。

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(オッサン家)

『怪魚マガジン』の編集作業終了後、完成報告に来て以来の訪問だ。
閲覧後、行きつけだったというソバ屋へ。徒歩10分ほど。

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(佐々Qとは、名前しか似てないぞ>仙台民)

「何好きだったんすかね〜? 一番高いもん食ってたんスかね〜?」
と後輩2名。
「一番シンプル(安い)な、もり蕎麦(600円)だろ」
とオレ。そして、正解は……
「途中の肉屋でメンチカツを買い、ウチ(江戸久)で勝手にソースを借りて、
一緒にたべてましたね。いつも、もりそばでした」

だそうな。店員さん曰く。
若い我々は、「かつ丼セット」「天丼セット」で、頂いた。

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( 「入ってきてメンチカツ!と叫び、
出て行って(帰りに)コロッケ!と叫ぶ」
 byオレ)

実は、行きの道中でメンチカツは購入し、
立ち食いしつつ蕎麦屋へ向かったのだ。
「玉ねぎめちゃくちゃはいってる。ウマー!!」
と思ったが、比較して、行儀が悪い。まだまだ器が小さいな。
他店で買ったものを持ち込み堂々と食える、ず太いひとになろうと思った。
でも、肉屋経由の歩き食いって、甘酸っぱい味がするんだよ。
帰り道にもう一度寄り、今度はコロッケを頬張りつつ帰る。
もちろん、上のコトバ(入ってきて〜)を言いたいがために。……腹いっぱい。

その後、当初は、「江ノ島水族館でも行くかー?」
と思ってたけれど、浪漫釣行にムラムラして、さらに西走決定!
箱根峠を越え、最近できた、とある博物館へ。
閉館45分前に滑り込みセーフ。

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「この前水深500mで全く何もできず、ヌラヌラと引き出されたやつ、
リーダーに全くキズなかったし、サメじゃなくてもしかして……」


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(5匹もいやがった! すべては、コイツに繋がっていく)





……明けて日曜。というより、不眠でラインの巻き替え作業をし、
荒れ模様の中、大きな船をチャーターしなおし、出船! 
しかし、“地球にキス”できた(500m以深でボトムをとれた)のは、1回だけ。

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(ハタハタが吸い取られた。前回とは異なる反応)

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(もしや、ミュージアムで見た、コイツか? 
次は、アユ用の掛け針も沈めてみよう)

“キス”さえできれば、その後は何とかなる。
それまでの環境を整えることが難しい。
釣り(こと食う目的以外の深海釣り)の場合、“環境”とは、
まず天候、そして理解してくれるキャプテンと、集まる仲間、
糸だけでも軽く中古車1台くらいの価格になる装備
(自費で購入がベストだが、現実問題は提供交渉)が必要になる。
カマスやタチウオがぶつかっただけで、数万円分のPEラインが闇に沈むからね。
ただ、“環境”さえ整えば、反応を得るのは難くない。
モンスターの“キス”を、それを抱きしめる日は、そう遠くないと感じた。

結局、同行した方が口の中が黒い、赤い根魚を1匹釣り、
仙台の友人には、“闇アナゴ”のものと思われる、
思春期の友のような粘液が、ラインにこびりついてきただけだった。
ラインの巻き替え作業(手巻き)に時間がかかり、
準備が徹夜になったたため、船酔いで1度も竿を握れなかった友達も……。

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(帰港後、デッキ上のバッカンの様子。苛酷すぎた)

モーリス(バリバス)さん、ダイコーさん、TICAさん、
そして個人的に協力してくださったオトナの方々、ありがとうございました!
「冬の風物詩として、今後も、釣れるまで釣り続けよう!」
と誓い合い、同船した皆さんと解散したのでした。




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