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国際
極右かイスラム過激派か 仏乱射、大統領選に影響も
2012.3.20 12:23
フランス南部トゥールーズのユダヤ人学校前で子ども3人を含む4人が死亡した乱射事件で、捜査関係者は19日、逃走中の犯人像について極右思想の持ち主かイスラム過激派との見方をしていることを明らかにした。フランス公共ラジオが伝えた。
事件はフランス全土に衝撃を与え、大統領選の有力候補であるサルコジ大統領と社会党のオランド候補はいずれも選挙戦の一時停止を表明。容疑者が拘束された場合、犯行の動機が大統領選の行方にも影響を与えそうな状況になってきた。
捜査当局は今回の事件について、3月中旬にトゥールーズなどで相次ぎ起きた北アフリカ出身のフランス軍兵士殺害事件と同一犯との見方を強めており「イスラム過激派と極右の二つの可能性について捜査を進めている」と表明した。(共同)
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