面白いツイッター上でのやりとりがあったのでご紹介。
<<安田あつし市議に瓦礫の広域処理について聞きました>>
http://togetter.com/li/273357
安田あつし市議:鳥取県米子市 条件付きで震災がれき受け入れ表明 - MSN産経ニュース http://t.co/gcqymUxw
Q:安田議員は受け入れに賛成ですか?反対ですか?
安田あつし市議: 受け入れに賛成です。
Q:焼却しても、焼却灰を埋めても安全なのですか?
安田あつし市議:安全な物しか受け入れないのが大前提です。4年間で6万トンを受け入れる計画です。専門家と相談しながら、基準を決め対応します。
Q:安全なガレキなら、現地で埋めてもいいのではないですか?何故、高額な運送費を使って燃やす必要があるのでしょうか?
Q:盛り土にして防災林にすれば、現地の雇用確保にもなり、無駄な費用もかかりません。燃やす必要性を教えてください。
安田あつし市議:議論する場ではありませんのでこれまでにしますが、現地で埋める場所はありません。近くで燃やしていますが、瓦礫全体の1割しか処理していません。みんなで助け合うのは当たり前だと思います。以後返信しません。
Q:本来は、被災地に回さないといけない震災復興交付金が他県に流れます。被災地のためになりません。首長は地元で処理したいようです。 http://t.co/Jrlq2a5a http://t.co/57GbNa6y http://t.co/RYfIfmue
議論ができない“絆”ギイン
米子市 安田あつし市議(公明党)
これは議員の程度を大変良く拾い上げているツイです。その特徴は
(1)「安全なものしか受け入れない」と受け入れに賛成しながら、専門家と相談して基準を決めると言っています。
安全な瓦礫の基準?瓦礫の測定方法は確立したのでしょうか?そんな基準を決める専門家って、山下のような御用学者でしょうか?
(2)安全な瓦礫なら、高額な運送費の問題や防災林にして盛り土利用すればいいのではないかという至極真っ当な意見に対し「議論する場ではありません」と答えている。「議論する場ではない」ではなく正直に「ワタクシは議論ができません」とおっしゃってくれたらまだかわいいのに。
(3)被災地は広範囲にわたって津波で流されたり、地震で地盤沈下しているのに「現地で埋める場所がない」などと嘘を付いています。きっと、職員に吹き込まれた嘘でしょう。
(4)安田議員は「近くで瓦礫の1割を燃やしている」とツイし、残りの9割が瓦礫の山となり処理できず復興の妨げになるような書き方をしていますが、災害廃棄物の多くは埋め立てに使われます。被災地は地震により地盤が下がっているので宅地造成に必要なのです。
(5)「みんなで助け合うのは当たり前」。日頃、“人助け”から縁遠い人ほどこう言います。なぜなら今回の件も「みんな」で助けるのであって、「私」が時間や労力を提供して助けるのではないからです。そして日頃人助けをしていない心苦しさを紛らわし(実際は何もしないくせに)“人助け”に協力する自分に「オレって心優しい正義の味方」と酔うのです
全国にはこういう偽善ギインが山のようにいます。がれき処理の前に、こういうギインたちこそ、市民の手によって処理していただきたい。
よろしくお願いします。
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