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両陛下 クウェート首長とあいさつ
3月23日 13時52分

天皇皇后両陛下は、国賓のクウェートのサバハ首長が日本を離れるのを前に別れのあいさつをされました。

心臓の手術を受け療養中の天皇陛下は、21日に皇居で行われた歓迎行事は一部を除いて出席を見送りましたが、23日はサバハ首長が宿泊する迎賓館で皇后さまとともに別れのあいさつに臨まれました。
両陛下は、午前10時に迎賓館に到着され、サバハ首長が玄関ホールで出迎えました。
このあと両陛下と首長は、20分間にわたって懇談されました。
宮内庁によりますと、サバハ首長は国賓として歓迎を受けたことへのお礼を述べたあと、「震災からの力強い復興を期待します」と述べたということです。
天皇陛下は、クウェートから受けた支援に改めて感謝の気持ちを表したうえで、「国民が連帯の気持ちを持って対処することが大事だと思います」と述べられたということです。
天皇陛下は、全身の状態が回復傾向にあり、24日は秋篠宮家の長女の眞子さまの成年のお祝いで、皇后さまとともに赤坂御用地に出かける予定ですが、医師の判断を受けて今月いっぱいは基本的に公務を控えられる方針です。

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