August 14, 2010
タガメ採集記 − 栃木県・宇都宮市(8/14)
採集、2日目。昨日見つけたポイントへ直行、タガメの終令幼虫とガムシを発見。今回見つけたタガメは、すべて2〜5令とみえる幼虫。成虫はいったいどこへ行ったのか?全てをリリースし、用水路を終りまで散策。途中、イモリの幼生を発見。同じ水路だが場所によっては幅も広く水深も深くなり、底の質も変わってくるなど、環境が変化してくることが分かる。最後には護岸された大きな水路へ流れ込んでいた。そして周りのエリアを散策、湿地でコオイムシを確認。
昼食の冷やし中華を家で食べた後、さらに生息地を探すべく原付で散策。しかし半日かけるも、見つかったのは結局さっきの用水路だけ。用水路という用水路がすべてコンクリートで護岸化されていて、彼らの生息に全く適しない場所ばかりなのだ。見渡す限り田園地帯、おそらく一帯には広く薄く分布していると思われるが、集中的に生息し、繁殖しているのはかなり局所的なのだろう。
夕方、全てを捕まえた場所にリリース。ただ楽しかったこども時代とはまた違って、また異なる観点から彼らの生態を知る、とてもいい機会になった。
夜は高校時代の友人に誘われ、文化センターへブラジリアンギターの公演を聴きに行く。

タガメ、終令幼虫。一晩のうちに、脱皮していた。抜け殻との比較。

ガムシ。生息地は水草が繁茂しているので、絶好の環境だ。

生息地にて、獲物を待つタガメの幼虫を発見。足の形で、すぐにわかる。

同じ個体。泥を落とす

前日採集した、コオイムシの成虫と終令幼虫。小学生のころ捕まえたものより、だいぶ小さい気がする。とするとあれは、オオコオイムシか?

脱皮したタガメ幼虫を、リリースする前に

生息地には、今年変態したと思われる小さなカエルがたくさん

タガメ、リリース

生息地の環境
昼食の冷やし中華を家で食べた後、さらに生息地を探すべく原付で散策。しかし半日かけるも、見つかったのは結局さっきの用水路だけ。用水路という用水路がすべてコンクリートで護岸化されていて、彼らの生息に全く適しない場所ばかりなのだ。見渡す限り田園地帯、おそらく一帯には広く薄く分布していると思われるが、集中的に生息し、繁殖しているのはかなり局所的なのだろう。
夕方、全てを捕まえた場所にリリース。ただ楽しかったこども時代とはまた違って、また異なる観点から彼らの生態を知る、とてもいい機会になった。
夜は高校時代の友人に誘われ、文化センターへブラジリアンギターの公演を聴きに行く。
タガメ、終令幼虫。一晩のうちに、脱皮していた。抜け殻との比較。
ガムシ。生息地は水草が繁茂しているので、絶好の環境だ。
生息地にて、獲物を待つタガメの幼虫を発見。足の形で、すぐにわかる。
同じ個体。泥を落とす
前日採集した、コオイムシの成虫と終令幼虫。小学生のころ捕まえたものより、だいぶ小さい気がする。とするとあれは、オオコオイムシか?
脱皮したタガメ幼虫を、リリースする前に
生息地には、今年変態したと思われる小さなカエルがたくさん
タガメ、リリース
生息地の環境
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この記事へのコメント
1. Posted by ハイパーこうよう October 14, 2010 23:03
こんな環境の場所が残ってるって
最高ですね
自然環境で、ダガメまでいるって
本当にレアな場所ですね
こういう場所を守っていけたらと
ホント思います。
最高ですね
自然環境で、ダガメまでいるって
本当にレアな場所ですね
こういう場所を守っていけたらと
ホント思います。
2. Posted by 村雲 October 14, 2010 23:58
>ハイパーこうようさん
ええ、こんな用水路は栃木周辺でも珍しいです。
浅くて緩やかで魚もたくさんいて、リアル「メダカの学校」状態でした。
田んぼにも小魚がたくさんいました。
水生昆虫は、ここで一通りの種類を見つけられます。
本当に、水生昆虫のパラダイスのような場所でした。
ええ、こんな用水路は栃木周辺でも珍しいです。
浅くて緩やかで魚もたくさんいて、リアル「メダカの学校」状態でした。
田んぼにも小魚がたくさんいました。
水生昆虫は、ここで一通りの種類を見つけられます。
本当に、水生昆虫のパラダイスのような場所でした。
3. Posted by がっきー October 10, 2011 13:51