『刑事被告人・小沢一郎』(814)
『刑事被告人・小沢一郎』(814)
彼は、現在・只今『刑事被告人』である事は厳然たる事実です。この事実を何人たりとも否定する事は出来ません。然るに、彼を民主党の代表・総理大臣に推す愚か者が存在する事に愕然としました。
愈々「刑事被告人・小沢一郎」の裁判が始まりました。検察が不起訴にした事件を、国民の代表である「東京第五検察審査会」が二度に渉り「起訴相当議決」を経て「強制起訴」された裁判です。
先日、「検察官役の指定弁護士」が「論告求刑」を行い『被告人を禁固3年に処するのを相当と思料する』と糾弾し、19日の「最終弁論」で結審しました。そして4月26日に「判決公判」が行われます。
さて、今日発売の「週刊文書」(3月29日号に)スクープ『小沢一郎「完全別居」次男と暮らす和子夫人を直撃!』ジャーナリスト松田賢弥と本誌取材班。との取材記事が載っています。(紹介する要無し)
見出しには「もう地元に入ることはありません」・「夫人と3人の息子はなぜ”剛腕政治家”のもとを去ったのか」と有ります。刑事事件としては時効ですが「和子夫人」は「経世会13億円事件」の共犯者です。
元小沢の秘書・高橋嘉信氏が運び込んだ「経世会金庫から強奪した13億円」を、台所口で1億円入りの紙袋で13個受け取り、書斎まで運んだのは和子夫人であることは、高橋氏が証言しています。
松田賢弥氏の著書『小沢一郎全研究』(講談社刊)の229ページ「初めて明かされた裏面史」に全貌が語られ、全てが明らかになっています。高橋氏が存命の間は、和子夫人は絶対に否定できません。
勿論、指揮・命令したのは「刑事被告人・小沢一郎」です。金庫から直接持ち出した「八尋護氏」は亡くなっていますが、高橋氏・和子夫人が存命中は、「小沢被告」も絶対に否定はできないでしょう。
刑事責任は問えなくても、政治家としての「道義的責任」は免れません。この時運び込まれた紙袋入りの13億円の現金が、小沢事務所の金庫に滞留し、石川秘書が運び出した4億円であったら・・・。
公判で「銀行の帯封」に記された「銀行名」を口にすることは「小沢被告」にとって心疾しい事であったと推察出来ます。20年前合併を繰り返して既に「消滅した銀行名」を、口にすれば如何なりますか。
若し万一、口にすれば、政界の天敵である「野中広務氏」には、当時、経世会の金庫から強奪された13億円の札束が、何処の「銀行の帯封」か判っているからです。この合致は見事に真実を証明します。
第13回の公判法廷で、指定弁護士にあれだけ執拗に「現金の帯封に記された銀行名」尋ねられても、言を左右して最後まで口にしなかった理由は、過去の道徳的責任を回避するために他なりません。
そして、この事実を証言した「元秘書・高橋嘉信氏」と、13億円の紙袋を書斎に運んだ「小沢和子夫人」だけが真実を知っています。「小沢被告」は、この致命的な「道義的責任」を如何に回避するかです。
現在、高橋氏は元秘書から「小沢被告」に敵対する立場に変わりました。今、小沢和子夫人は「小沢被告」の妻から独立した立場に変わろうとしています。若し、二人が揃って証言したら全ては終わります。
「悪徳・金権政治屋」と言われながら、「刑事被告人・小沢一郎」は首の皮一枚で生き延びています。4月26日の判決公判で「有罪判決」が下れば、完全に彼の政治生命は全て終わるでしょう。
そればかりでなく、国税局の厳しい査察が襲い、彼の財産・資金は洗い出され、徹底的に叩かれる事は目に見えています。和子夫人は激しい世論の追及を受け、耐え切れず真実を告白するでしょう。
そして、傲慢無礼な「悪徳・金権政治屋」の分厚い仮面が剝され、惨めな一老人として社会の制裁を受けることになります。鉄格子の彼方へ囚人服を纏って、厳しい監禁生活が待っているのです。 熱海の爺
追伸・「刑事被告人・小沢一郎」の狂信者達は、今になっても、「検察が虚偽の供述調書や捜査報告書以って「東京第五検察審査会」を強力に誘導して、2度に渉る起訴議決を強要したと言っています。
日本が世界に冠たる法治国家であることを忘れ、愚かな能書きを述べ、「小沢裁判」が不当だと訴えています。「小沢被告」自身も「検察批判」を繰り広げ、犯した己の罪を忘れ無罪を主張しています。
この裁判は「検察を裁く」法廷ではありません。「刑事被告人・小沢一郎」を裁く場です。「検察官」を裁くのは他の場所でお願いします。それこそ検察の不正を糺す「検察審査会」に訴えたら如何ですか!。
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熱海の爺さん「刑事被告人・小沢一郎」を続けられていることに敬意を表します。
ただ、私が感ずるのに、検察官が調書を捏造したことは「犯罪」です。
先ず、この犯罪に知らん顔をしていたのでは、折角の「刑事被告人・小沢一郎」記事も色褪せてしまいます。
検察の調書が検察審査会で検討されたことは間違いの無い事実ですから。
小沢事件とは別に国家公務員の犯罪を糾弾しないと、熱海の爺さんが言われている「日本は世界に冠たる法治国家です」の言葉が虚しく感じますな。
是は是、非は非として論じることで折角の小沢一郎糾弾が無にならないようにしてください。
期待していますよ。
2012/3/22(木) 午後 3:20 [ thanks ]
thanksさん、>、私が感ずるのに、検察官が調書を捏造したことは「犯罪」です。先ず、この犯罪に知らん顔をしていたのでは、折角の「刑事被告人・小沢一郎」記事も色褪せてしまいます。
検察の調書が検察審査会で検討されたことは間違いの無い事実ですから<
何度も指摘していますが、この裁判は「刑事被告人・小沢一郎」を裁くための法廷です。この裁判には裁判所が指名した指定弁護士はいても、検察官は存在しません。故に、検察官を裁くのは他の場で行うべきです。例えば「検察審査会」は検察の不正や不当な判断を審査する場です。そちらに判断を委ねたら如何ですか!。
>検察の調書が検察審査会で検討されたことは間違いの無い事実ですから。<
だからといって、東京第五検察審査会が下した「2度に渉る起訴相当議決」が影響を受けたという根拠にはなりません。若しご不満なら検察審査会に訴え出るべきです。国民なら誰でも訴えることが出来るのですから・・・。
間違いなく、日本は世界に冠たる法治国家です。国家公務員の犯罪を許す気は毛頭ありません。現在の状況では、優先順位の問題です。最優先すべきは「刑事被告人・小沢一
2012/3/22(木) 午後 3:41 [ 熱海の爺 ]
熱海の爺さん、この事件の強制起訴となったのは検察官の捏造調書が発端なのですよ。
全く関係の無い事件の検察官の犯罪ではないのです。
公判で証人として田代検事が証言して捏造が分かったのです。
民間人なら済むかも知れませんが、国家公務員が捏造という犯罪を犯したのです。
大善裁判長がこの調書を採用したら熱海の爺さんは何と答えますか?
裁判所が採用したのだから間違いのない調書だと言うのですか?
私も小沢一郎は有罪と思っていますが、熱海の爺さんの「刑事被告人・小沢一郎」に熱心になられていますが、この捏造調書が深く関わる問題だからこそ、優先順位からいけば、この捏造調書を事件として裁くことが先にならなければ可笑しな裁判になる。
それを論じた後、捏造調書は検察審査会に影響を及ぼしていない。
という結論の下でこの裁判の判決を下すべきである。
私はそのように考えるが、それでも私は小沢氏の有罪を確信している。と書けば熱海の爺さんの記事に賛同が集まると思いますよ。
近視眼になられているようなので、一言申しました。
2012/3/22(木) 午後 4:41 [ thanks ]
tfanksさん、3月9日の論告求刑で、指定弁護士は次のように主張しています『指定弁護士「検察審査会に提出される証拠は、反対尋問などにさらされて、その信用性について十分吟味されたものとはかぎらない」「捜査関係者や裁判関係者であっても、証拠の信用性に関する判断を誤ることはあり得る「いわんや、専門家でない一般市民である審査員が、証拠の信用性につき、判断を誤り錯誤に陥ることはあり得ることである」「検察審査会法には、検察審査会の議決が無効となる場合の定めはない。検察審査会の手続きが違法であった場合は、別途の考慮が必要となるとしても、少なくとも、それ以外の事由で議決が無効になることは予定されているとは到底考えられない」「検察審査会のよる起訴議決がなされた場合には、裁判所は取り調べに証拠を総合して評価し、その上で事実の証明がないとの判断に達したのであれば、判決で無罪を言い渡すべきであり、それで足りると解すべきである』と述べています。結論はは裁判官の判断に任せればと思います。
2012/3/22(木) 午後 7:50 [ 熱海の爺 ]
熱海の爺さん、指定弁護士の話や解説などどうでも良いのです。
貴方の意見・考えを聞いたのであって、それは「刑事被告人・小沢一郎」を800回以上に亘り書いているから、それには熱海の爺さんの意見、主張がありはじめてその記事に信頼が深まることになるのではないですか?
結論は裁判官の判断に任せればと思います。 と言うんだったら何も延々と「刑事被告人・小沢一郎」を書いても意味の無い薄っぺらなブログということです。
もう一度伺います。
貴方は田代検事が作った捏造調書についてどう考えますか?
貴方の意見を聞かせてください。
2012/3/23(金) 午前 5:10 [ thanks ]
thanksさん、貴方とは意見が噛み合いませんね。残念ながら、今後のコメントは未承認で削除します。これは当方の権利ですからあしからず。尚、貴方のご意見には、記事にて回答させて頂きました。「私も小沢一郎は有罪と思っています」とは信じられない発言ですね。お互い真実を語りましょう。幾らブログの上でも・・・。
2012/3/23(金) 午前 11:44 [ 熱海の爺 ]