(2012年3月22日 15:22)
ガソリンと電気を組み合わせたハイブリッドカー。
ガソリン高騰を受け、更なる進化の動きが出てきました。
九州で初めて第一交通産業が導入したこのタクシー。
ガソリンと電気で走るハイブリッドカーにLPG・液化石油ガスを組み合わせた改造ハイブリッドカーです。
通常のタクシーに積んでいるLPGタンクを小型にしたものを搭載。
エンジン始動時はガソリンを使用し、エンジンが安定してくると自動でLPGに切り替わります。
通常のハイブリッド車より40キロほど重くなりますが、価格の動きが異なるガソリンとLPGを使い分けることで、燃料費を抑えようというわけです。
ガソリンもLPGも、燃費はリッター当たり約7キロとほぼ同じですが、価格はLPGがガソリンのほぼ半分と割安で、二酸化炭素の排出量は15%程抑えることができます。
第一交通産業では22日から門司地区で1台を導入し、モーター走行と組み合わせた燃費などのデータを収集します。
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