米朝、音楽交流を計画　楽団が相互公演へ

　【アトランタ共同】北朝鮮の国立交響楽団の米国公演を計画している非政府組織（ＮＧＯ）「グローバル・リソース・サービシズ」のスプリングズ代表は２２日、ジョージア州アトランタで記者会見し、米側からは同州の合唱団やオーケストラが４月１４〜２０日に北朝鮮を訪問し、公演すると発表した。

　北朝鮮の楽団の米公演は５月ごろとみられており、実現すれば楽団の相互訪問による文化交流となる。スプリングズ氏は北朝鮮の楽団メンバーへの査証（ビザ）発給について、米国務省から「前向きなサイン」を受け取っていると述べ、実現を楽観視した。