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【サッカー】

横浜FC・山口新監督 「まさか監督するとき年上いるとは」

2012年3月23日 紙面から

就任会見をする横浜FCの山口監督

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 横浜FCの山口素弘新監督が22日、横浜市内のグラウンドで就任後初練習を行った。43歳の新任監督が開幕から2分け2敗で最下位タイに低迷するチームを再建する。

 午後、就任会見に臨んだ山口監督は「自分が所属していたチームだし、引退したチーム。(横浜Fでの)デビューは三ツ沢だったし、監督もホームの三ツ沢が最初」と感慨深げに話した。J1から降格した07年に現役引退。「4年間待った」という指導者のスタートも横浜FCとなった。

 いまだ現役で2歳も年上のFW三浦については「まさか監督する時に年上の選手がいるとは思わなかった」と苦笑い。「グラウンドでの競争に勝てば、試合に出る権利は与える。実績、昨年どうしていたかは知らない。ただ、あれだけの選手なんでお互いに助け合う時はある」。カズに対してもポジションは競争ということを明言した。

 一方、カズは「とてもクレバーでチームをコントロールできる人。現役の時もグラウンドでは『カズ〜』となぜかブラジル風に伸ばして呼んでたし、こちらは『素さん』と呼びます」とニヤリ。カズの経験では監督交代のモチベーションの変化が大きいのは2試合まで。「この2試合で勝たないとまた戻ってしまう」と、甲府、草津の連戦で流れを変える初勝利を誓っていた。 (荒川敬則)

 

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