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【プロ野球】ドブネズミか泥棒ネコか知らんが 渡辺会長が“あの男”を猛口撃2012年3月23日 紙面から
財界関係者らが巨人を応援する「燦燦会」総会が22日、東京都内のホテルで行われ、主催者としてあいさつした読売新聞グループ本社会長でもある渡辺恒雄球団会長(85)が契約金超過問題で内部文書流出が疑われていることについて言及。名前こそ出さなかったものの、「ドブネズミか泥棒ネコか知らんが」などと言いたい放題で“あの男”を痛烈にこき下ろした。 おとなしかったのは最初だけだった。「つえなどをついてヨボヨボして申し訳ないですが」という口調は次第にヒートアップ。「最近の巨人軍は原監督を中心に非常に一体感が強くなっている。変な人間が1人いなくなると、一体感が強まる」。その「変な人間」が渡辺会長と対立して前球団代表兼GMを解任された清武氏を指すことは明確だった。 こうなると、もう止まらない。「去年までは補強も、変な人の補強でダメ外人ばかりと酷評されましたが、今年は大補強に成功した」と杉内、ホールトン、村田を獲得した成果を強調。さらに、原監督に対しては「名采配」と持ち上げ、「ケチをつける、邪魔な人間も球団内にはいないのだから、思い切って采配を振るってほしい」と激励した。 その後、巨人が勝てば国内総生産(GDP)の成長率もアップするという持論を展開したと思ったら、やっぱり話題は逆戻り。「ドブネズミか泥棒ネコか知らんが、そんなものが1匹かそこらいても、堂々と法廷で決着をつけますから。勝ちますから。(選手は)そういうことは忘れて試合に集中してほしい」とまくしたてた。 85歳とは思えないほどの“バズーカ口撃”。会場は大盛り上がりを見せたが、渡辺会長の背後に並んだ選手らは苦笑い。「私も発言は慎んで、なるべく物議を醸さんようにします」とジョークで締めくくり、独演会は幕を閉じた。 (井上学) PR情報
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