NHK長崎県のニュース　長崎放送局

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被災地博物館の写真展

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県の博物館や図書館の被害の状況を伝える写真展が、長崎市で開かれています。
この写真展は、長崎市の長崎歴史文化博物館の研究員が去年１２月、岩手県の被災地を訪れた際、被害を受けた博物館や図書館の建物や資料の様子を撮影した写真を集めたものです。
このうち、写真で紹介されている陸前高田市立博物館は、津波で建物の壁が崩れたほか２階の天井まで被害を受け、施設の復旧が進んでいないということです。
また津波で図書館などから流出し傷んだ状態のまま山積みにされている書籍などの写真も展示されています。
一方、会場には、３０年前の長崎大水害で被害を受け、その後、洗浄や乾燥をして元の状態に近い形に修復された書籍も紹介されています。長崎歴史文化博物館では「津波で被害を受けた資料を一時的に保管するなど、さまざまな支援を考えたい」としています。
この写真展は、２０日まで長崎歴史文化博物館で開かれています。

03月19日　14時54分

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