松井の就活は未だならずという日が続いております。
開幕を間近にして未だに所属球団が決まらない松井に対して、日本のいくつかの球団から、松井に『日本でのプレイを」という話しがあるようです。
しかし、松井自身は以前から日本に帰ってのプレイを否定しています。
城島、松井稼頭央、井口などなど、メジャー帰りの選手は普通にいましたし、現在もいます。
メジャーで声がかからなくなれば日本で野球をとしても、何の問題があるわけではありません。
まだ、その選手に日本でプレイする力があり、また、そのことをファンも望んでいるのであれば、元々の野球好きな選手たちですから、現役を続けることに、何の不思議はないと思います。
しからば我らが松井は何故、メジャーにこだわるのでしょうか?
ここからは全くの私の一ファンとしての憶測を書かせていただきます。
メジャーのレベルを松井が高いと思っていて、『プライド」で、日本の野球に戻ることが考えられないから?
これは一番一般的に考えられそうですが、私は違うと思います。
既にここで、私は現在のメジャーリーグの『没落ぶり」について書いてきておりました。
『誰が薬を使っていて、誰が使っていないのかが全く分からない」
『MLB機構と選手会」の強欲(WBCの配当金66%がMLB機構と選手会に←始めから『野球のワールドカップ」などと、彼らが考えていたわけが無い←アメリカのTV視聴率2%(前回の日本体感国せんの決勝戦は2%以下←アメリカ人のほとんどが全く興味もないし、アメリカの選手の大部分も『怪我したら損」とやる気無し←大騒ぎしていたのは日本のメディアに踊らされた日本人)。
大雑把にいってそんなことが『野球離れ」をアメリカで確実に起こしていることは、TV視聴率や外国籍選手の増加(アメリカの国技であるのにアメリカの野球の競技人口が減っていて、メジャーでも約3分の1が外国籍の選手=日本の大相撲化)。
TV視聴率もWシリーズで10%行けばいい方(そのあたりの凋落ぶりはゲストブックにデーターを張って下さった方がいらっしゃいますので関心がある方は見て下さい)。
要するに、今のメジャーは、私にいわせれば『まともに見る価値に値するかな」とまで思えます。
そんなメジャーに何故松井が固執するのか?
それに心当たりがあるのは2003年松井がアメリカに行くと決めた過程にあるのではないかと思います。
当時『巨人の4番」は『日本の4番」といわれていました。
その『日本の4番」を捨てて、メジャーに挑戦する際、松井が記者会見までひらいたことを私は今でもよく覚えております。
『今は自分を裏切り者と思うファンがいるかもしれないけど、自分は昔からもっていたメジャーへの挑戦に命がけで行く」といったような松井のあの日の記者会見を覚えていらっしゃる方は私だけではないと思います。
『命がけ」とは、メジャーでだめだったら『自殺する』ということでしょうか?
まさかそうとは思いませんが、非常に重い言葉であることは間違いありません。
『野球生命をかける」というように私は今の松井を見ていると思えるのです。
チームが負けた日も自分が活躍できなかった日も、毎日記者会見に応じてきた松井。
松井は実に律儀な男です。
嘘やごまかしをしない男です。
そういった男が、9年前の『約束」をきちんと果たそうとしているのだと私は思います。
ですから、私たち松井ファンは、松井という男から離れられないのです。
本人も『お呼びがかからなかったら引退」を口にしており、そういう意味ではまさに崖っぷちにいると思います。
しかし約束とは松井だけのものではないはず。
私たちファンも松井を最後の最後まで見守るファンとしての約束があるのではと思います。
勿論、私は約束があるから松井を見たいということがメインではなく、松井の野球でのプレイに惚れているから、また今シーズンの松井を見たいと思っているわけで。
昨日私のところに9千円のカードからの引き落とし予告がありました。
メジャーリーグからです。
パソコンで落としてみる場合にとられるお金です。
今シーズンも松井の野球が見られることを心から希望しております。
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私もいつもあの記者会見を思い出します。
おそらくほとんどのファンも同じように思ってるでしょう。
>当時『巨人の4番」は『日本の4番」といわれていました。
>その『日本の4番」を捨てて、メジャーに挑戦する際、
今の若い人は知ってるのかな?
こんなことを言える出来る選手って今も昔もこの先もゴジだけでしょう。
それに幸せ、喜びを貰ってるわけだから貰いっぱなしだけじゃ〜。
良い時も悪い時もどんな時でも変わらない姿勢でいきますよ!
2012/3/22(木) 午後 7:55 [ デコ ]