がれき受け入れ、全会一致で決議 京都府議会
京都府議会は22日の最終本会議で、東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれき受け入れを府に求める決議案を全会一致で可決した。
決議案は自民党の呼び掛けに民主党、公明党が賛同して3会派で提案し、共産党と京都創生フォーラムも賛成した。
関西広域連合が25日に受け入れのための放射性物質濃度基準を確定した後、府は処分場のある市町村に協力要請する方針。決議を受け、山田啓二知事は「大変大きな後押しになる」と述べた。
決議案の採決前に、東京や福島から府内に避難してきた母親らでつくる「3・11後のくらしを守る会」が各会派を訪れ、「放射性物質は拡散してはならない」と受け入れに反対するよう求める要請書を出した。
【 2012年03月22日 20時44分 】
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