長崎県西海市で昨年12月、ストーカー被害を千葉県警習志野署などに訴えていた女性の家族が刺殺された事件で、千葉県警が女性の被害届の受理を「1週間待ってほしい」と言った2日後に、担当者らが北海道旅行に行っていたことが県警への取材でわかった。
事件への対応について今月5日、千葉、長崎、三重の3県警が合同で検証結果を発表したが、旅行についての言及はなかった。
女性は12月6日、事件後に殺人容疑などで逮捕された筒井郷太容疑者(27)から暴力被害を受けていたことを届け出ようとして、父親とともに習志野署を訪れた。しかし、同署は受理を約1週間後に先延ばしした。検証結果で県警は、「他の変死事案の捜査などを優先したため」と説明していたが、女性が習志野署を訪問した2日後、同署では担当者を含む刑事課と生活安全課の課員らが2泊3日の北海道旅行に出かけていたという。