鳥取県境港市で「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターをデザインした汚水ますのふた計7枚が何者かに持ち去られていたことがわかり、市が21日、境港署に被害届を出した。
なくなったふたは直径20センチの塩化ビニール製で、鬼太郎やねこ娘、ねずみ男など6種類、計9万円相当。市が「水木しげる記念館」の周辺に昨年3月、計16枚設置したうちの一部で、つなぎとめていたチェーンをはずし、持ち去った跡には市販のふたをはめていた。
地元商店街によると、20日夕までは異状はなかったが、21日午前9時ごろにすり替えられていることに気付いたという。市にはこれまで「ふたを売ってほしい」という申し出もあったという。